1. |
授業の内容(Course Description) |
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学期を通じて、小説やエッセイ(散文)、および詩や劇(韻文)からの抜粋を丁寧に読み進めてゆきます。テクストの精読に際して文法的な解説も適宜おこないます。また、発音・音読練習、レシテーション(暗唱・朗唱)を行うことで、英語の言語芸術が持つ独特のリズムを体感することも意識します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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英語圏文学の散文や詩をじっくりと読み解くことで、英文を読む上で必要となる論理的思考能力、ならびにその思考を日本語で言語化する能力を高めることを目指します。同時に、英語圏文化おける慣習や価値観における基礎的な知識を深めるとともに、異文化に対する想像力を養うことを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点、課題、自習、筆記試験から総合的に評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業で指示します。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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予習、復習をすることで、授業の内容をより深く理解しておくことを望みます。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業中に解説した文法知識を効果的に定着させるためにも「基礎英文法I, II」の授業も同時に受講することをお勧めします。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 児童小説を読む (1) 児童小説とは 【第3回】 児童小説を読む (2) 文体とレトリック 【第4回】 児童小説を読む (3) 心理描写 【第5回】 児童小説を読む (4) イメジャリとシンボル 【第6回】 エッセイを読む (1) エッセイとは 【第7回】 エッセイを読む (2) 「作者の意図」とはなにか 【第8回】 エッセイを読む (3) エッセイを「味わう」とはなにか 【第9回】 叙情詩 (1) ソネットを読む 【第10回】 叙情詩 (2) オード(頌歌)を読む(前半) 【第11回】 叙情詩 (3) オード(頌歌)を読む(後半) 【第12回】 叙情詩 (4) エレジー(哀歌・悲歌)を読む 【第13回】 叙情詩 (5) パストラル・エレジーを読む 【第14回】 劇詩を読む――演劇と詩の関係 【第15回】 全体のまとめ、筆記試験
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