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授業の内容(Course Description) |
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ドイツに関する自分固有の関心を育てること。ドイツ語で自分の関心を言えるのが理想ですが、それ以前に自分の頭で、日本語で整理する必要があります。自分が何かある特殊なことに関心を抱けると、それに続いて関心がどんどん広がって行くものです。もしかしたら人と話すことがその関心を深めることもあります。授業では、自分の考えをどんどん言葉にすることに努力して下さい。それが卒論の形になるのが自然です。もし卒論として研究していることが決まれば、その進捗状況を適宜、報告して下さい。必要に応じて他の人に伝えるようにします。 就活が気になる時期です。みんなでみんなで励まし合えるような場として授業が機能すると良い。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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自分なりのドイツ像を育てること。まずは、ドイツの好きな所、嫌いな所を具体的に言えるようにしたい。それが日本の社会を見る時の一つの尺度となるのが、異文化を勉強する意味です。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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人との言語コミュニーション能力(日本語で)を高めることを重視します。そのための第一条件は授業に出席すること。授業中の参加度および下記のレポートを成績評価の判断材料とする。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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共通の教科書は使用しない。個々人の研究テーマに沿った本を教科書として読むことになる。ドイツについて何か語れることが「ドイツ語コース」の学生には求められると思う。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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文学でも音楽でもサッカーでも「ドイツ」に関係する話題を集めて下さい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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わたしは、ゼミの授業時間だけがゼミの教師と生徒の関係する場とは考えていない。授業外にも研究室を訪れてほしい。個々人でくるよりも複数の学生が適当に時間を合わせて来て欲しい。学生同士が、教師抜きで、話をする必要もあると思う。わたしの存在は無視して話し会っても結構。わたしの意見を聞く必要などがあれば、まずます結構。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業のやり方の説明。個々の学生の個別の目標を決める。 【第2回】~【第15回】 個々人の差異によって、進行度合が決まってくるのを期待する。 最終的にはレポート、ないし卒論の形を整えることが理想。
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