Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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Presentation I 吉牟田 聡美
必修  2単位
【外国語】 13-1-1312-2667-03

1. 授業の内容(Course Description)
英語コースの語学教育のゴールに当たる授業です。Presentationに必要なのは読む・聞く・書く・話すという4技能の総合的な運用だけではありません。議論の構成、paragraph writing、発表用の資料づくり、発表に臨んでの delivery (姿勢、声、表情など)など、聞き手にきちんと届くまでのトータルな英語運用力と自己表現力が問われます。また、聞き手としてメモを取り、評価する能力も必要です。この授業では、TOEICや実用英検なども視野に入れて、様々な学習活動を通じてこれらの能力のトレーニングをしていきます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
Presentation Iでは、自分の意見を述べる短いスピーチ(5分程度)を目標とします。自分の意見とその根拠を明確に示すこと、人前で話すのにふさわしいdeliveryの技術を身につけることが必要です。実用英語検定の面接試験対策やTOEICで問われる表現の修得にも役立ちます。
Presentation IIでは、より効果的な発表のために、delivery技術の向上を目指します。資料やポスターの制作に加えて原稿に頼らないpresentationが目標です。実用英語検定の面接試験対策やTOEICで問われる表現の修得にも役立ちます。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
50% 平常点(出席、小テスト、授業参加態度、提出状況、取組、状況)
50% 試験
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
『Speaking of Speech』
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
毎回の課題、プレゼンの準備・リハーサルが求められます。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
・出席重視
・ほとんど毎回単語テストあります。
・チャイムと同時に単語テスト開始。チャイム時に着席していないと原則受験不可です。
・人前で話すことの緊張感、英語で話す苦手意識を、わかりやすいステップ・バイ・ステップの演習により、後期には完璧に克服することを目指します。
・コミュニケーションに必要なのは、文法とボキャブラリー、4技能(reading, listening, writing, speaking)だけではありません。この授業では、文法とボキャブラリ、listening 、speakingをスピーチ・デリバリ・パラグラフライティング・ビジュアルエイドと統合します。
・後期が終わるころ身につけて欲しいことは、
-スピーチにおける望ましい姿勢、アイコンタクト、抑揚、
-序論・本論・結論という三部構成のパラグラフライティング
-パワーポイントを駆使したビジュアル・エイドのテクニックです。
・プリントをまとめるB5のバインダーを準備して下さい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
オリエンテーション   人間のコミュニケーションとは何か?
p.5-8 人間が発信する3つのメッセージとは?ボディランゲージを理解する。HW: p.4-14を予習し、知らない単語を調べる。

【第2回】
p.9-14 8つの姿勢・アイコンタクトに関する課題を理解し、適切な姿勢とアイコンタクトを身につける。   HW:p.15-17を予習し、知らない単語を調べる。

【第3回】
p.15-17 インフォーマティブ・スピーチの種類と必要なスキル・準備、評価方法を学ぶ。
HW: 出身地もしくは好きな町についてのスピーチが出来るよう準備する。

【第4回】
Presentation I (Informative Speech)
HW: p.18-21を予習し、知らない単語は調べる。
p.22のStep1を考える。

 
【第5回】
p.18-27 4種類のジェスチャーについて学び、使えるようになる。
日本と外国のジェスチャーの違いについても考えてみる。                                    HW: p.25を予習し、知らない単語を調べる。

【第6回】
p.25-27 レイアウト・スピーチの種類、必要な技術と準備、評価方法を学ぶ。レイアウト・スピーチのプレゼン準備を行う。
HW: コンビニ、公園、遊園地、キャンパス等任意の場所に関するレイアウトスピーチが出来るよう準備する。

【第7回】
Presentation II (Layout Speech)
HW: p.28-35 を予習し、知らない単語を調べる。

【第8回】p.28-35 ストレス、ストレッチ、ポーズ等キーワードを強調するための手法を学ぶ。
HW: p.36 を予習し、知らない単語を調べる。

【第9回】
p.36-38 デモンストレーションスピーチの種類、必要な技術と準備や評価方法について学ぶ。デモンストレーション・スピーチのプレゼン準備を行う。
HW: 自分の好きな料理の作り方のデモンストレーション・スピーチが出来るよう準備する。

【第10回】
Presentation III (Demonstration Speech)
HW: 小テストに備えて準備する。

【第11回】
小テスト1(Physical Message Tests)
HW: p.39-44を予習し、知らない単語を調べる。

【第12回】p.39-50 効果的なビジュアル・エイドやその種類、二つの指針について学ぶ。
HW: 2国間の比較に関するビジュアル・エイドを用意する。

【第13回】p.51-55 ビジュアルエイドを用いたプレゼンのキーワード(I-E-E)およびビジュアルエイドを使用する際の避けるべき六つの問題と解決策について学ぶ。
      HW: 2国間の比較についてプレゼンが出来るよう準備する。

【第14回】Presentation III

【第15回】小テスト2(Visual Message) 前期の振り返り。録画したプレゼンを視聴する。