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授業の内容(Course Description) |
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私たちの暮らしにとって、スーパーやコンビニでの買い物は欠かせないものです。また最近では、お店に行かなくてもネット上で商品を検索・発注・カード支払すれば翌日には宅急便で自宅に届くというネット・ビジネスが急速に普及し始めています。しかし、その商品が小売店までどのようにしてたどり着くのか、生産から小売までの間にどのような人が関与し、どのような役割を担っているのか、というシステム全体のことについて知っている人は少ないでしょう。 本講義は、教科書を丁寧に読みながら、生産と消費を結ぶ流通・商業のシステムの基礎的な概念や理論を学び、現実の営みの背後にどういう原理、原則が働いているのかを理解できるようになることを目的とします。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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流通システムの概念や考え方を学び、現実の市場で展開されているビジネス活動をより深く理解できるような素養を身につけることがこの授業の目標です。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出欠状況などの平常点および期末テストの成績
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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原田英生・向山雅夫・渡辺達朗(2010)『ベーシック流通と商業 新版:現実から学ぶ理論と仕組み』有斐閣
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎回約12ページをカバーするので、授業の前に当日の範囲をあらかじめ読んでおくことが望ましい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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「継続は力なり」と言われるように、毎回毎回の授業に出席して講義を自分の耳で聞いて理解していくという努力の蓄積が大きな貯金となり、将来への貴重な資産となります。学習に対する前向きの姿勢で臨んでほしいと思います。わからない点や質問があれば、遠慮せずに授業中にどんどん手を挙げてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、流通システム論Ⅰの復習 【第2回】~【第4回】 第2部 流通と商業の現(続き) 6.激変する小売業 【第5回】~【第7回】 7.存在意義を問われている卸売業 【第8回】・【第9回】 第3部 これからの流通と商業 8. 時空間を超えるニュービジネス 【第10回】・【第11回】 9.流通活動空間の広がり 【第12回】・【第13回】 10.流通・商業と社会 【第14回】 11.流通・商業を考える視点 【第15回】 まとめとテスト
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