Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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東洋史概説 I 柿沼 陽平
教職  2単位
【教職】 13-1-1340-3482-19A

1. 授業の内容(Course Description)
 われわれのすむ日本という国は、東アジア世界に属する。では東アジアとは一体いかなる地域なのか。歴史上、「東アジア世界」というまとまりは存在したのか否か。存在したとすれば、それはいつ頃から形成されたのか。われわれ日本人は歴史上、東アジア世界から一体どのような影響を受けてきたのか。また逆に、日本は東アジアに一体どのような影響を与えてきたのか。
 以上の問題を検討する上で欠かせないのが、中国文明の存在である。そこで本講義では、いわゆる「中国文明」が歴史上一体どのように出現・展開したのかを検討する。適宜テーマを絞って、各時代の「中国文明」の特徴を把握したい。前期授業ではおもに中国古代史、後期授業では中国近現代史を扱う予定である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
・東アジア世界の成り立ちについて学習する。
・日本人のルーツを知る。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
・平常点30%(出席率、授業中の態度等)。
・試験70%(授業中に説明する基本的用語について、穴埋め問題や論述問題を課す)。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
適宜授業中に指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
授業で説明した内容の理解に努める。授業中に紹介した論文・書籍を適宜読む。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
私語厳禁。まじめな学生を歓迎します。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
第1回:オリエンテーション(本講義の目的と概要)
第2回:東アジア世界の胎動①
第3回:東アジア世界の胎動②
第4回:東アジア世界の胎動③
第5回:東アジア世界の胎動④
第6回:東アジア世界の形成①
第7回:東アジア世界の形成②
第8回:東アジア世界の形成③
第9回:東アジア世界の形成④
第10回:流動する東アジア世界①
第11回:流動する東アジア世界②
第12回:流動する東アジア世界③
第13回:流動する東アジア世界④
第14回:流動する東アジア世界⑤
第15回:まとめ・試験