1. |
授業の内容(Course Description) |
|
われわれのすむ日本という国は、東アジア世界に属する。では東アジアとは一体いかなる地域なのか。歴史上、「東アジア世界」というまとまりは存在したのか否か。存在したとすれば、それはいつ頃から形成されたのか。われわれ日本人は歴史上、東アジア世界から一体どのような影響を受けてきたのか。また逆に、日本は東アジアに一体どのような影響を与えてきたのか。 以上の問題を検討する上で欠かせないのが、中国文明の存在である。そこで本講義では、いわゆる「中国文明」が歴史上一体どのように出現・展開したのかを検討する。適宜テーマを絞って、各時代の「中国文明」の特徴を把握したい。前期授業ではおもに中国古代史、後期授業では中国近現代史を扱う予定である。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
・東アジア世界の成り立ちについて学習する。 ・日本人のルーツを知る。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
・平常点30%(出席率、授業中の態度等)。 ・試験70%(授業中に説明する基本的用語について、穴埋め問題や論述問題を課す)。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
適宜授業中に指示する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
授業で説明した内容の理解に努める。授業中に紹介した論文・書籍を適宜読む。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
私語厳禁。まじめな学生を歓迎します。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
第1回:オリエンテーション(本講義の目的と概要) 第2回:東アジア世界の胎動① 第3回:東アジア世界の胎動② 第4回:東アジア世界の胎動③ 第5回:東アジア世界の胎動④ 第6回:東アジア世界の形成① 第7回:東アジア世界の形成② 第8回:東アジア世界の形成③ 第9回:東アジア世界の形成④ 第10回:流動する東アジア世界① 第11回:流動する東アジア世界② 第12回:流動する東アジア世界③ 第13回:流動する東アジア世界④ 第14回:流動する東アジア世界⑤ 第15回:まとめ・試験
|