1. |
授業の内容(Course Description) |
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地球を太陽系の1つの惑星として捉える視点に立って,学際的に地球を考える。これらの科学的知識をベースにして,気候変動など地球環境問題を論ずる。人文社会科学的なアプローチには言及しない。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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基本的な科学的知識から物事を冷静に判断できるスキルを磨く。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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一つの問題を検討するたびにレポートを提出する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『Climate Change』, Paul Stapleton, Cengage Learning, 2008。(参考) 『137億年の物語』,クリストファーロイド著,野中香方子訳,文藝春秋,2012。(参考) 『地球温暖化予測の最前線』,近藤洋輝,成山堂書店,2009。(参考) 『環境理学』、野上道男他,古今書院,2006。(参考) 『正しく知る地球温暖化』,赤祖父俊一,成文堂新光社,2008。(参考) 『「地球温暖化」神話』,渡辺正,丸善出版,2012。(参考)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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Internetなどを通じて何が問題なのか,問題意識を高めること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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5.の他に,講義に積極的に参加すること。また,新しいことを学ぶ意欲を持つこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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1/ イントロダクション---全体の構成のガイダインス 2/ 測定する(三角測量,月,潮汐,太陽系) 3/ 測定する(光,電磁波による測量,spectroscopy,HR図) 4/ 物質の性質 (物質の三態) 5/ 物質の性質 (分子の運動と圧力,熱,熱力学の基礎) 6/ 太陽と地球 7/ 太陽と地球(熱機関としての地球/エントロピー) 8/ 地球温暖化効果 9/ 気候変動 10/ 気候変動 11/ 原子,分子と物質 12/ 原子,分子と物質,核分裂,核融合 13/ 原子力エネルギー,その他の選択肢 14/ 環境汚染(大気汚染,酸性雨,PM粒子,他) 15/ 環境汚染(化学物質,放射性物質,他)
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