Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
地球環境論 II 横山 厚
【Ⅶ】  2単位
【Ⅶ 地球環境と生命科学を学ぶ】 13-1-1340-0568-05

1. 授業の内容(Course Description)
地球を太陽系の1つの惑星として捉える視点に立って,学際的に地球を考える。これらの科学的知識をベースにして,気候変動など地球環境問題を論ずる。人文社会科学的なアプローチには言及しない。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
基本的な科学的知識から物事を冷静に判断できるスキルを磨く。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
一つの問題を検討するたびにレポートを提出する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
『Climate Change』, Paul Stapleton, Cengage Learning, 2008。(参考)
『137億年の物語』,クリストファーロイド著,野中香方子訳,文藝春秋,2012。(参考)
『地球温暖化予測の最前線』,近藤洋輝,成山堂書店,2009。(参考)
『環境理学』、野上道男他,古今書院,2006。(参考)
『正しく知る地球温暖化』,赤祖父俊一,成文堂新光社,2008。(参考)
『「地球温暖化」神話』,渡辺正,丸善出版,2012。(参考)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
Internetなどを通じて何が問題なのか,問題意識を高めること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
5.の他に,講義に積極的に参加すること。また,新しいことを学ぶ意欲を持つこと。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
1/ イントロダクション---全体の構成のガイダインス
2/ 測定する(三角測量,月,潮汐,太陽系)
3/ 測定する(光,電磁波による測量,spectroscopy,HR図)
4/ 物質の性質 (物質の三態)
5/ 物質の性質 (分子の運動と圧力,熱,熱力学の基礎) 
6/ 太陽と地球
7/ 太陽と地球(熱機関としての地球/エントロピー)
8/ 地球温暖化効果
9/ 気候変動 
10/ 気候変動 
11/ 原子,分子と物質
12/ 原子,分子と物質,核分裂,核融合
13/ 原子力エネルギー,その他の選択肢
14/ 環境汚染(大気汚染,酸性雨,PM粒子,他)
15/ 環境汚染(化学物質,放射性物質,他)