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授業の内容(Course Description) |
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社会人として経済活動に携わっていくうえで、知っておかなければならない経済知識の説明が講義の中心となる。 前期の講義は、①イントロダクション(経済学とは。世界経済のイロハ。日本経済のイロハ。)②市場の役割(ミクロ経済分析:需要と供給)、③主要なマクロ経済指標の見方を内容とした。 後期では、政府・中央銀行の役割とマクロ経済分析などの初歩的な経済理論を学習する。 また、毎回の講義の最初に、直近の経済記事を一つ取り上げ、解説します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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新聞・テレビなどの経済ニュースの持つ意味が理解できる能力を養う。 加えて簡単な経済理論を現状分析に適用できるようにする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点:15% 期末テスト(持ち込み不可):85%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:井堀利宏『図解雑学 マクロ経済学』ナツメ社(2002)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講義と教科書が対応している項目については、該当部分を読んでから、講義に出席してください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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①スマホを机上に置くのは、皆さんの受講の妨げになります。授業中にはしまっておくこと。 ②新聞などの経済記事を毎日読むようにしてください。 ③講義の途中で、皆さんに意見を聞きますので、積極的に答えてください。 ④わからない場合は、そのままにしないで、手を上げて質問して下さい。授業後でもOKです。 ⑤欠席が多い人や、出席しても授業に参加しない人は、単位の取得は困難です。授業中はしっかりとノートを取ってください。プリントをもらっただけでは不十分です。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】①経済学概論Iで習った経済指標に関する復習 ②経済学概論IIのシラバス説明 【第2回】マクロ経済活動の主役は誰か(1) (テキスト第2章) 【第3回】マクロ経済活動の主役は誰か(2) (テキスト第2章) 【第4回】GDPと一般物価水準決定の諸体系:ケインジアンモデル、IS-LMモデル、AD-ASモデル 【第5回】ケインジアンモデル:①消費関数 ②GDP決定 (テキスト第3章) 【第6回】IS-LMモデル(1):①IS-LM体系 ②IS曲線の導出 (テキスト第3章) 【第7回】IS-LMモデル(2):①LM曲線の導出 ②IS-LM均衡 (テキスト第3章) 【第8回】AD-ASモデル:①IS-LM体系からAD曲線の導出 ②AD-AS均衡 (テキスト第3章) 【第9回】財政政策とその効果:①政策手段 ②IS-LM、AD-AS分析 (テキスト第4章) 【第10回】金融政策とその効果:①政策手段 ②IS-LM、AD-AS分析 (テキスト第5章) <第1回練習問題出題> 【第11回】<第1回練習問題解答> 【第12回】日本経済はどこへゆくのか(1) (テキスト第6章) 【第13回】世界経済はどうなっているのか(2) (テキスト第7章)、<第2回練習問題出題> 【第14回】<第2回練習問題解答>、途上国経済はどうなっているか 【第15回】まとめ
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