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授業の内容(Course Description) |
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みなさんが社会に出てから直面することになる仕事について考えます。具体的には、非正規労働、経済格差の広がりといった問題を考えてみたいと思います。 全員で本を輪読し討論することと並んで、ゼミの参加者を4つほどのグループに分けて、それぞれのグループに現在の労働を取り巻く問題に関するトピックを課題として取り上げて貰い、それについて調べてもらいます。そしてそれをもとにしてレポートを書きます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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参加者が、仕事や労働に起きている変化に関心を持つことが一番の目標です。みなさんにとって働くということの意味が何であるのかを考えるきっかけになればと思います。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席して、教員や他の学生と問題を共有することが大事です。従って出席には高いウェイトがかかります(50%)。終わりにレポートを出してもらいます(50%)。レポートは今のところ400字×16枚程度のものを考えています
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト 佐藤博樹、今野浩一郎、『人事管理入門』(日本経済新聞社) このほかに輪読する本については、参加者と相談して決めたい。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストをよく読んで、質問を考えてくること。またグループの課題研究では、できるだけ意欲的に調べること。また、新聞などのメディアをとおして、現代の労働をめぐってどのような問題が起きているかを把握してください。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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グループ学習を行います。毎回出席しないとついていけませんので、よほどのことがない限り出席してください。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】~【第6回】 前期に引き続いて、4つほどのグループに分かれて自分たちの選んだトピックについて議論をする。前期と同じグループで同じテーマを追求するかどうかは、前期の結果を見て判断する。前期よりも、自分たちで調べて報告することに重きをおきたい。その結果をレポートにする作業を行う。 また、労働に関する本の輪読も続ける。 【第7回】・【第8回】 中間発表 【第9回】~【第13回】 グループ研究を続けると共に、文献の購読を行う。 【第14回】・【第15回】 参加者に自分の選んだテーマで報告をしてもらう。
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