Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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簿記原理 II 松本 ゆかり
選択必修  2単位
【経営】 14-1-1120-3408-10

1. 授業の内容(Course Description)

 簿記は、企業の活動を記録・計算・整理するための技術です。どのような企業にとっても、簿記・会計は欠かせません。この講義では、簿記原理Ⅰで学んだ簿記の基本からさらに進んで、より詳細な簿記の手続きを学びます。あわせて、簿記検定のより上級の資格取得の指導も行います。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 個人企業で必要とされる簿記の知識を持ち、貸借対照表、損益計算書を作成・解釈できることを目標とします。更に、簿記能力の修得の証明として、全国経理教育協会の簿記能力検定3級(または、各自の努力により、2級)の取得を目指します。なお、受験は本学で行う予定です。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 期末試験の成績(60%)、および授業中に行う課題の提出(40%)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 新田忠誓他著『エッセンス簿記会計』(最新版)森山書店。
 参考文献は授業中に指示します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 毎回授業のはじめに、10分程度の小テストを行います。簿記は何度も問題を解くことが重要ですので、各自授業の内容を復習してください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ①毎回、計算機(電卓)を持参してください。携帯電話等を計算機として使用しないでください。
 ②小テストや課題は授業中に行い、その場で提出してもらいます。そのため、遅刻・欠席はしないでください。
 ③私語厳禁。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス:授業の進め方や受講上の留意点
【第2回】
 8桁精算表
【第3回】
 商品売買取引:三分法
【第4回】
 商品売買取引:売上原価の算定
【第5回】
 商品売買取引:商品有高帳
【第6回】
 貸倒れの処理と貸倒引当金
【第7回】
 固定資産の取得と売却
【第8回】
 手形の取引
【第9回】
 その他債権債務の処理
【第10回】
 決算整理のまとめ
【第11回】
 証ひょうと伝票制度
【第12回】
 問題演習①
【第13回】
 問題演習②
【第14回】
 問題演習③
【第15回】
 授業の総括