Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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旅行産業経営論特講 I 五十嵐 力
選択  2単位
【経営学専攻】 14-1-1130-1946-09

1. 授業の内容(Course Description)

 グローバル化と高度情報化が進む社会のなかで、日本の産業構造は大きな変貌を遂げている。政治の枠組みが目まぐるしく変わるなかでも、「観光」は日本の成長戦略の大きな柱として位置づけされている。この科目の目的は、観光のなかで重要な位置を占める旅行産業の役割を、地域の活性化、国際収支、運輸・宿泊業との関連など多面的な角度から明らかにしていくことにある。
 授業の進め方は、学部の「旅行産業経営論」とほぼ同じフレームの課題を取り上げつつ、より専門的な立場から、旅行産業経営を検討する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 国家の政策における旅行業の役割、経営における今後の課題など、旅行産業に関するかなり突っ込んだ政策・経営課題が理解出来ることを目標とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 期末試験と講義への参画態度で評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 適宜資料を配布する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 観光庁の政策に関するニュースに注意して接してほしい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 観光に関するニュースに積極的に触れて、疑問点をどんどん質問してほしい。講義の合間に十分時間をとって説明する。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 御師とデスティネーション・マネジメント・カンパニー
【第3回】
 トマスクックとTUI
【第4回】
 貴賓会からVisit Japan Campaignへ
【第5回】
 日本の旅行市場
【第6回】
 旅行商品の造成・流通と旅行産業の形態
【第7回】
 旅行産業の関連法規
【第8回】
 日本の観光政策
【第9回】
 観光の経済効果
【第10回】
 旅行産業の経営 経営理念・社会的責任
【第11回】
 旅行産業の経営 連結経営・関連事業
【第12回】
 マーケティングと分析手法
【第13回】
 旅行商品の特性(1)
【第14回】
 旅行商品の特性(2)
【第15回】
 まとめ