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授業の内容(Course Description) |
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2008年、アメリカ大統領選挙を制したバラク・オバマは、インターネットを通じた選挙運動に成功したと言われる。また、日本の2005年9月の総選挙では、小泉首相のメディア戦略が成功し、自由民主党の大勝につながったことが知られている。このように、マスメディアは様々なかたちで、現代の政治に大きな影響を与えている。 政治学特講Bでは、政治とマスメディアの問題を取り上げる。マスメディアの政治や有権者への影響力、政治家のメディア利用、メディアと政治の関係の変化、メディアと有権者の関係の変化等々、現代の有権者が無視することができない問題を、様々な角度から検討していく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①政治とメディアの問題に対する理解を深め、政治に関するメディア・リテラシーを獲得する。 ②就職試験等に役立つであろう、政治に関する広範な知識を身につける。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業内に行う合計3回のテキスト・ノート持ち込み形式の小テストの結果と出席状況を含む平常点を総合して評価する。小テストは必ず受験する必要がある。やむをえない事情で小テストを欠席する(あるいは欠席した)場合は、その都度申し出て教員の指示を受けねばならない。 最終回のテスト(第3回小テスト)のみを受験しても合格点には達しないので、就職活動中の学生は特に注意すること。第1回、第2回の小テストのいずれも受験していない者は、最終回のテストを受験しても成績評価の対象としない。長期欠席者の単位取得は不可能である。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:甲斐祥子『[新2版]現代政治のナビゲーター』北樹出版
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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メディア(テレビ、新聞、雑誌、インターネット等)を通じて、現実の政治や社会状況を知るように努める。 一種類のメディアに偏らずに多くの情報に接する。 様々な本を読み、様々な意見やものの考え方を知る。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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自らの問題意識を持って授業に参加することを望む。 レジュメの配布等は行わないので、毎回出席してノートをとることが重要であることを理解して受講されたい。小テストの日程は変動する場合がある。小テストの日程、小テスト欠席の場合の措置、その他の連絡事項は、授業内に発表するので、必ず出席をして確認すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション―現代の政治とマスメディア 【第2回】 マスメディアの発達と政治1 【第3回】 マスメディアの発達と政治2 【第4回】 マスメディアの発達と政治3 【第5回】 マスメディアの影響力1 【第6回】 マスメディアの影響力2、第1回小テスト(予定) 【第7回】 マスメディアの影響力3 【第8回】 マスメディアと政治家1 【第9回】 マスメディアと政治家2 【第10回】 マスメディアと政治家3 【第11回】 マスメディアと政治家4、第2回小テスト(予定) 【第12回】 変化する政治・変化するメディア1 【第13回】 変化する政治・変化するメディア2 【第14回】 変化する政治・変化するメディア3 【第15回】 まとめ、第3回小テスト(予定)
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