Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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社会保険法B 山内 久史
選択  2単位
【法律】 14-1-1210-0546-04

1. 授業の内容(Course Description)

 日本の社会保障は、社会保険に大きく依存している。これまで、5つの分野(医療、年金、介護、労災、雇用)に社会保険制度が導入されてきた。社会保険法Bでは、これらの社会保険のうち、雇用保険法、医療保険法、年金を主として取り上げ、その制度の概略と法的問題点を論じていく。介護保険法も必要に応じて取り上げる。
 なお、社会保険法の全般的理解のためには、A、Bと継続して履修することが望ましい。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①社会保険における実用的な知識を身につけ、実社会で生かすことができるようにする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 テスト(目安として70%)、出席状況、授業への参加・発言状況など(30%)を総合勘案して評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:プリントを配布する。
 参考文献:講義の中で適宜指示する参考文献。『基礎から学ぶ労働法II』エイデル研究所

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 配布されたプリントをよく読んでおくこと。
 講義のなかで紹介した論文・参考文献・判例などを読んでおくこと。
 社会保障改革関連のニュースなどにも注意しておくこと。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ①【関連科目】労働法、社会保障法は、前もってあるいは並行して学んでおくことが望ましい。
 ②『小六法(平成26年版)』を持って授業に参加するように。社会保険法の性質上、技術的な側面も多いので、休まないよう継続して参加して欲しい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス、社会保障・社会保険の歴史と現状
【第2回】
 社会保険法の概要①
【第3回】
 社会保険法の概要②
【第4回】
 社会保険法の概要③ 雇用保険法①
【第5回】
 雇用保険法②
【第6回】
 雇用保険法③
【第7回】
 医療保険法総論, 健康保険法①
【第8回】
 健康保険法②
【第9回】
 健康保険法③ 
【第10回】
 国民健康保険法
【第11回】
 年金法総論 
【第12回】
 厚生年金法①
【第13回】
 厚生年金法② 
【第14回】
 厚生年金法③
【第15回】
 国民年金法①