Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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法律学演習 I 若山 昇
必修  2単位
【法律】 14-1-1210-0687-07

1. 授業の内容(Course Description)

 物事を論理的に考えることは、重要である。どのような職業に就いても、大学卒業生として現代社会を生き抜くには、この論理的思考(クリティカルシンキング)能力が、必要となる。しかし、この論理的思考能力は、すぐに身につくものではない。
 本ゼミの目的は、論理的な思考の方法を学び、これを確実に身に付け、使えるようにすることである。論理的な思考を行なうために、覚える事は多くない。しかし、学んだことを使えるようにするのは、難しい。つまり、論理的な思考が、わかることと、解けることは異なる。さらに、解けることと、使えることも、異なる。ゼミでは論理的な思考に必要な知識を、「❶わかった」⇒「❷解けた」⇒「❸使えた」と、確実に習得して、正しく論理的に考える習慣を身につける。このため、ゼミでは、討論やプレゼンテーションを積極的に取り入れる。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ① いつでもどこでも論理的な思考が実践できるように、情報を整理分析し論理的に考える習慣を身に付ける。
 ② そのため、学んだ知識を「❶わかった」⇒「❷解けた」⇒「❸使えた」と、確実にステップアップする。
 ■授業方法:
  ゼミの主役を学生とし、グループ学習・発表を主体とする。教員はファシリテータとする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 *定期試験は行わない。
 *ゼミ貢献度(出席・発表・討論)、レポート・課題等を総合して評価する。
 ■評価の基準(達成レベルと成績):
  S: 特に優秀であり、論理的な思考が、いつでも、どこでも十分にできる。
  A: 優秀であり、教科書をみれば、論理的な思考ができる。
  B: 教科書は何とか理解でき、課題・問題を何とか解ける。
  C: 単位取得の最低レベルにすぎない。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 教科書: 若山昇(著) 『誰でもわかるクリティカルシンキング―それってホント?』北樹出版
 参考図書:道田泰司(著) 『クリティカル進化(シンカー)論』北大路書房
      渡辺健介(著) 『世界一やさしい問題解決の授業』ダイヤモンド社

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 専門知識は不要であるが、授業には積極的に参加すること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ①【関連科目】論理的思考(I II III IV/ABCD)をすでに履修済み、あるいは並行して履修することが望ましい。
 ② きちんと学習すれば、今後の人生において必ずプラスになるので、討論やプレゼンテーションに積極的に参加することが期待される。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション、内容・方針の説明
【第2回】
 担当テーマの決定、分析方法
【第3回】
 論理的な思考による事例分析 ①
【第4回】
 論理的な思考による事例分析 ②
【第5回】
 論理的な思考による事例分析 ③
【第6回】
 論理的な思考による事例分析 ④
【第7回】
 論理的な思考による事例分析 ⑤
【第8回】
 論理的な思考による事例分析 ⑥
【第9回】
 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ①
【第10回】
 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ②
【第11回】
 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ③
【第12回】
 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ④
【第13回】
 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ⑤
【第14回】
 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ⑥
【第15回】
 まとめ