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授業の内容(Course Description) |
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物事を論理的に考えることは、重要である。どのような職業に就いても、大学卒業生として現代社会を生き抜くには、この論理的思考(クリティカルシンキング)能力が、必要となる。しかし、この論理的思考能力は、すぐに身につくものではない。 本ゼミの目的は、論理的な思考の方法を学び、これを確実に身に付け、使えるようにすることである。論理的な思考を行なうために、覚える事は多くない。しかし、学んだことを使えるようにするのは、難しい。つまり、論理的な思考が、わかることと、解けることは異なる。さらに、解けることと、使えることも、異なる。ゼミでは論理的な思考に必要な知識を、「❶わかった」⇒「❷解けた」⇒「❸使えた」と、確実に習得して、正しく論理的に考える習慣を身につける。このため、ゼミでは、討論やプレゼンテーションを積極的に取り入れる。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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① いつでもどこでも論理的な思考が実践できるように、情報を整理分析し論理的に考える習慣を身に付ける。 ② そのため、学んだ知識を「❶わかった」⇒「❷解けた」⇒「❸使えた」と、確実にステップアップする。 ■授業方法: ゼミの主役を学生とし、グループ学習・発表を主体とする。教員はファシリテータとする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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*定期試験は行わない。 *ゼミ貢献度(出席・発表・討論)、レポート・課題等を総合して評価する。 ■評価の基準(達成レベルと成績): S: 特に優秀であり、論理的な思考が、いつでも、どこでも十分にできる。 A: 優秀であり、教科書をみれば、論理的な思考ができる。 B: 教科書は何とか理解でき、課題・問題を何とか解ける。 C: 単位取得の最低レベルにすぎない。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書: 若山昇(著) 『誰でもわかるクリティカルシンキング―それってホント?』北樹出版 参考図書:道田泰司(著) 『クリティカル進化(シンカー)論』北大路書房 渡辺健介(著) 『世界一やさしい問題解決の授業』ダイヤモンド社
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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専門知識は不要であるが、授業には積極的に参加すること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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①【関連科目】論理的思考(I II III IV/ABCD)をすでに履修済み、あるいは並行して履修することが望ましい。 ② きちんと学習すれば、今後の人生において必ずプラスになるので、討論やプレゼンテーションに積極的に参加することが期待される。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション、内容・方針の説明 【第2回】 担当テーマの決定、分析方法 【第3回】 論理的な思考による事例分析 ① 【第4回】 論理的な思考による事例分析 ② 【第5回】 論理的な思考による事例分析 ③ 【第6回】 論理的な思考による事例分析 ④ 【第7回】 論理的な思考による事例分析 ⑤ 【第8回】 論理的な思考による事例分析 ⑥ 【第9回】 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ① 【第10回】 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ② 【第11回】 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ③ 【第12回】 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ④ 【第13回】 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ⑤ 【第14回】 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ⑥ 【第15回】 まとめ
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