Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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民事訴訟法A 原田 敏章
選択  2単位
【法律】 14-1-1210-1949-05

1. 授業の内容(Course Description)

 民事訴訟法第1編「総則」のうちの第1章「通則」、第2章「裁判所」、第3章「当事者」及び第4章「訴訟費用」、第2編「第一審の訴訟手続」のうちの第1章「訴え」、について説明する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ① 民事訴訟法についてある程度進んだ知識を得ることを目標とする。
 ② 裁判所における民事訴訟の実務の実際を知ることをも目標とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業中の態度をも考慮した出席点(20%)と試験点(80%)による。5回以上の欠席は、原則として授業内試験の受験資格を失う(学生便覧参照)。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキストは特に指定しない。筆記の労を省くためにプリントを配付する。テキストに準じる参考書として中野貞一郎『民事裁判入門(第3版補訂版)』(有斐閣)、より詳しい参考書として、裁判所書記官研修所監修『民事訴訟法講義案(再訂補訂版)』(司法協会)、伊藤眞『民事訴訟法(第4版)』(有斐閣)。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 次回の授業部分を予習しておくと理解が容易となる。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ①【関連科目】契約各論を並行して履修することが望ましい。
 ② 授業には六法全書を持参すること。20分以上の遅刻は出席とはされない。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 民事紛争の解決制度
【第2回】
 訴え - 訴訟物
【第3回】
 訴え - 給付の訴え
【第4回】
 訴え - 確認の訴え
【第5回】
 訴え - 形成の訴え
【第6回】
 訴え - 処分権主義
【第7回】
 訴え - 訴状
【第8回】
 訴え - 訴え提起の効果
【第9回】
 訴え - 訴訟要件
【第10回】
 訴え - 訴えの客観的併合、訴えの変更、反訴
【第11回】
 当事者 - 訴訟能力、訴訟代理人
【第12回】
 当事者 - 当事者適格
【第13回】
 裁判所 - 管轄
【第14回】
 裁判所 - 除斥、忌避
【第15回】
 まとめと授業内試験