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授業の内容(Course Description) |
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「私は警察のごやっかいになるつもりはないから刑罰法規を知らなくていい」という普通の人が無差別に裁判員に指名されてしまい、凶悪事件の被告人を裁かなければならない時代です。私たちは一人一人が「国民」としての責任と権利をもつ民主主義の国に生きているのです。 責任、そして、人権など諸権利の中身と根拠が書かれているのが最高法規、つまり憲法です。 現在の日本国憲法は世界各国の憲法の中でも67年間という前代未聞の長期間、全く改正されずにきました。誤字誤訳も含めて改正を検討すべき点は多々あるのです。 憲法は、法律とは違い、「国民投票」によって改正が決定されますから、国会議員でない普通の国民である私たちも、普段からその全103か条について、大体のことを知っているのが望まれます。 憲法は、就職活動において、一般の公務員、警察官・消防官・自衛官などの試験では、その知識が試されます。 授業は、民主主義国の国民としての教養や就活・試験に役立つ知識を培うことも考えながら進めます。 憲法特講Ⅰ・Aでは、第40条までの「天皇」「戦争の放棄」「国民の権利及び義務」を主に勉強します。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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入門的かつ発展的な講義内容の理解 主権者としての意識の向上 就職試験対応力の向上
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業内評価(出席、発言、レポート等)55%と期末試験45%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:読売新聞憲法問題研究会編『初学者が分かる解説日本国憲法』(2013年 読売電子書籍)毎回LMSで配信します。 参考文献:西修編著『エレメンタリ憲法 (新訂版)』(2008年 成文堂)2,940円 参考文献:芦部信喜著・高橋和之補訂『憲法 第五版』(2011年 岩波書店)3,255円
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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LMS配信のプリントを中心に、授業のあったその日のうちに習ったことを確認しておきます。復習が中心です。この積み重ねを着実に実行しておけば、期末試験は楽々です。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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シラバスは目安で、適宜変更することがあります。昨年まで政治・外交・憲法担当の新聞記者でしたので、日々の新聞報道を活用した授業を心がけます。ご承知おき、ご期待ください。 授業中の行動はすべて就活に直結すると考えて、礼儀正しく、建設的、前向きに授業に臨みましょう。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 憲法前史 【第2回】 第1章天皇(女性の皇位継承) 【第3回】 第2章戦争の放棄(集団的自衛権) 【第4回】 人権総論 【第5回】 国籍と外国人(外国人参政権) 【第6回】 公共の福祉(非常事態の際の人権) 【第7回】 法の下の平等(被害者の権利) 【第8回】 信教の自由(首相の靖国神社参拝) 【第9回】 表現の自由、学問の自由(報道の自由) 【第10回】 生存権(平和的生存権) 【第11回】 経済的自由・義務 【第12回】 社会権(公務員の労働基本権) 【第13回】 人身の自由(死刑) 【第14回】 おさらいと改正試作 【第15回】 おさらいと改正提言
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