Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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法律学演習 I 鬼頭 誠
必修  2単位
【法律】 14-1-1210-3338-07

1. 授業の内容(Course Description)

 法律は、国内や外国との政治問題、経済問題、社会問題に広くかかわりをもっています。その実際を勉強します。すなわち、日々の時事ニュースを読み、法律的な問題に取り組みます。
 法律学の分野は、就職活動において、また一般の公務員や警察官・消防官・自衛官などの試験では、その知識が試されます。
 授業は、民主主義国家の国民の一人としてもつべき法律的教養や、就活・試験に役立つ知識を培うことも考えながら進めます。
 法律学演習Ⅰ・Ⅲの前半では、領土問題(北方領土、竹島、尖閣諸島、沖ノ鳥島)に取り組みます。国際法の適用、解釈、限界等、その実態を検分し、理解を深めます。
 後半から秋学期にかけては、国会の憲法審査会の動きにも対応しながら、憲法の全103か条の中から具体的な条文改正の可能性を探り、提案と討論の実践を通じて、民主法制のあり方を実体験します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 実用的で発展的な演習内容の理解
 主権者としての意識の向上
 就職試験対応力の向上

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業への貢献度(発言、発表等)と出席で55%、最終試験で45%の評価。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 参考文献:『デイリー六法』『ポケット六法』『セレクト六法』などコンパクトな小六法。
 参考文献:日刊の新聞各紙。
 参考文献:西修著『エレメンタリ憲法 新訂版』(成文堂)。
 テキスト:読売新聞東京本社憲法問題研究会編「初学者が分かる解説 日本国憲法」(各授業前にLMSで資料配布)。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業でもらったプリントやLMSを中心に、授業のあったその日のうちに習ったことを確認しましょう。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 シラバスは目安で、適宜変更することがあります。日々の新聞報道を活用した授業を心がけます。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 国際法について、沖ノ鳥島問題
【第2回】
 北方領土問題1
【第3回】
 北方領土問題2
【第4回】
 竹島問題1
【第5回】
 竹島問題2
【第6回】
 尖閣問題1
【第7回】
 尖閣問題2
【第8回】
 憲法第1章 
【第9回】
 憲法第2章
【第11回】
 憲法第2章
【第12回】
 憲法第3章
【第13回】
 憲法第3章
【第14回】
 憲法第3章
【第15回】
 全体のまとめと授業内試験
 (注)以上のテーマは、時事ニュースの動向により、変更する場合があります。