Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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法律学演習 II 池田 雄二
必修  2単位
【法律】 14-1-1210-3403-08

1. 授業の内容(Course Description)

 法律は現代社会のあらゆる場面に浸透しているといえます。例えば、民法は各人の私生活に何がしかの形で必ず関わっています。何気ない日常生活に法律がどのように関わっているかを各人の興味を出発点としつつ、深く探究することは熱意をもって法律学を深く理解しようとする場合の導入として有益なものとなるでしょう。
 具体的には、上記の目的から、参加者各人の興味関心を聞いた上で、参加者と相談の上、これと関連のある法律学文献を決定し、その報告を経た上で最終的にはレポートの提出を目指します。できるだけ公表の場を与えたいとも考えています。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①設定したテーマについて、自主的に材料を集められるようになり、かつ形式的作法に則った上でその材料を調理して論理的な法律的文章を書き、報告できるようになることを目標とします。
 ②履修者の進度に応じて、文章の内容等実質面での向上を目指します。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 演習への貢献、報告、それと提出されたレポートないし論文を総合的に評価します。詳細は初回授業で話します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 <教科書>
 斎藤孝、西岡達裕『学術論文の技法』(日本エディタースクール出版部、2005年)。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 文献報告や判例報告の場合には受講者全員が課題文献に目を通してくることが必要です。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ①文献検索方法等を体得していると課題に取り組みやすいはずです。
 ②各報告者は自己の興味関心について教員を含めて全員が素人であることを前提にその分野について分かりやすく説明し、法律学的文章の作成能力を出し切るように努めてほしいと思います。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

 詳しい日程は履修者と相談した上で決定されます。