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授業の内容(Course Description) |
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民法の債権編は債権総則と債権各論にわかれております。債権総則では債権の発生から消滅までを見ていきます。特に債権総則Ⅰ/Aでは、債権が発生する原因と債権が消滅する原因を考察していきます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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①法律学の応用的知識を身につける ②債権・債務の発生事例に遭遇した際に、自ら問題を解決できる能力を養うことを目的とします。また、変容する社会にあわせて、いかなる法解釈であるべきかを自らの価値で導出できる力を養うことを目的とします。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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講義レジュメを配布いたします 参考文献:川井健『民法概論(3)債権総論第二版補訂版』(2009年・有斐閣)、『民法判例百選II債権第6版』(別冊ジュリスト196号)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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特に予習は必要ありませんが、普段の生活から皆さんは毎日沢山の債権・債務を発生させ消滅させることをしながら生活していることを意識してみると、難解な債権総論が楽しくなると思います。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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実は債権はみなさんの日常生活で毎日発生したり消滅したりしています。身近な生活の中でどのような場合に債権が発生し、どのようなことをしたら債権が消滅するのかを考えてみてください。そしてどんなことをしておかないと自分に債務不履行責任が発生してしまうのかを考えてみてください。民法は毎日の生活が実践の場です。積極的に身の回りの事例に当てはめて考えていきましょう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション(授業計画・成績評価など)、債権総則のポイント 【第2回】 債権・債務の発生原因(契約・不法行為)と債権・債務の性質 【第3回】・【第4回】 債権消滅原因(弁済) 【第5回】 債権消滅方法(代物弁済・供託・免除・混同・更改) 【第6回】 債権消滅原因(相殺) 【第7回】・【第8回】 債権譲渡 【第9回】 債務引受・契約上の地位の譲渡 【第10回】 強制履行 【第11回】 受領遅滞 【第12回】~【第14回】 債務不履行 【第15回】 まとめ
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