Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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古典文学特論 II B(中古) 鈴木 宏昌
選択  2単位
【日本文化専攻】 14-1-1310-0303-02

1. 授業の内容(Course Description)

 文学作品の本文を正確に読解する力を養成したい。平安時代の文学作品を対象とするが、今年度は『枕草子』を取り扱います。『枕草子』の本文・注釈を比較検討しながら作品を読んでいきます。
 講義は演習形式をとり受講者主体で注釈・現代語訳の作業を進めていきます。
 詳しくは第1回の授業で説明します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・自ら課題を見出して調査し研究する力を身につける。
 ・日本の文化についての深い教養を身につける。
 ・修士の学位にふさわしい論文を書き上げる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点で評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト こちらで用意する。
 参考文献 授業の中で紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業の予習としてプリントをよく読んできてください。そして、意味のわからない言葉については辞書などを使って調べてきてください。また、理解できない事柄については文章にしてまとめて授業時に質問してください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 授業時には質問や意見など積極的に発言してください。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 『枕草子』についての解説。レジュメの作り方。辞典・参考書について。
 担当者の割り当て。
【第2回】~【第4回】
 第83段『めでたきもの』の段
【第5回】・【第6回】
 第84段『なまめかしきもの』の段
【第7回】~【第10回】
 第85段『宮の、五節出ださせたまふに』の段
【第11回】~【第13回】
 第87段『内裏は五節のころこそ』の段
【第14回】・【第15回】
 『無明といふ琵琶の御琴を』の段
 最終回 レポート提出