Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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伝統文化演習 II コルネーエヴァ スヴェトラーナ
選択必修  2単位
【日本文化】 14-1-1310-2707-02

1. 授業の内容(Course Description)

 春期の演習に引き続き、伝統文化をテーマとした、受講生による研究発表とそれに対する議論に加え、古文書読解の基礎の学習を行う。個人による研究発表は、前期に調べて発表した内容をさらに深めることが望ましい。セメスターにつき、発表は最低一回行うことを条件とする。
 変体仮名解読練習の題材は『百人一首』を使用予定である。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 この演習は、自分でテーマを選び、報告を準備することによって、レジュメを作成する能力・考えをまとめる能力・質問に答える能力の向上を目指す。また、江戸時代のテキストを読む練習を通して、解読力を身につけることも目的としている。古文書に触れることによって、読解力の取得のみならず、当時の社会や文化についての知識を深めることにつながる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席(20%)、発表(60%)、授業中の参加(20%)からなる総合評価
 *詳細は初回の授業で説明する

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 毎回、プリントを配布する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 発表の事前準備(テーマ選定、参考文献の収集・整理、レジュメの作成)を必要とする。古文書の学習においては、テキストの復習・予習が期待される。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 継続的・積極的な受講を期待する。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 演習の進め方、発表の割り当て
【第2回】~【第15回】
 各授業の前半:学生の発表と討論  授業の後半:古文書学習