Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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教育実践課題研究 I 高橋  勝
必修  1単位
【教職大学院】 14-1-1331-3239-04

1. 授業の内容(Course Description)

 A類学生は、「教育実践基礎研究Ⅰ」、「教育実践基礎研究Ⅱ」及び「教育実践研究Ⅰ」、「教育実践研究Ⅱ」における実習や共通基礎科目・高度化実践科目での学びの成果及び本実習を通して、自己の実践的研究課題を設定し、その解決を図るための計画を立て、予備的な実践・研究を行い、臨床的な実践研究を進めていく能力を身につける。
 B類学生は、自己の実践的な課題及び自己の研究課題・研究計画を、広い視野から設定、作成し、調査及び実践を通して究明し、理論と実践の往還を図って臨床的に実践・研究していく予備的な実践・研究を行い、臨床的な実践研究を進めていく能力を身につけると共にリーダーシップを発揮する能力を育成する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 実践的な課題を実習を通して追究し、実践と理論の往還を図って臨床的に実践研究を進めていく能力を育成する。
 <A類学生>
  ・自己の研究課題・研究の計画を校内の実践を通じて明確にし、理論と実践の往還を図りながら臨床的に実践・研究していく能力を育成する。
 <B類学生>
  ・自己の研究課題・研究計画を、広い視野から設定、作成し、実践を通して究明し、理論と実践の往還を図って臨床的に実践・研究していく能力とリーダーシップを発揮する能力を育成する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 実習校からの評価、実習記録、実習報告書、研究計画・成果物等を参考として総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:特になし。
 参 考 書:適宜紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 参考となる基礎研究や先行研究に関する授業記録や教育論文、書籍や報告書等を随時読み、究明、課題解決の示唆を得るよう努めること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 「教育実践基礎研究」で取り組んだ実習等の成果を踏まえ、前年度の2~3月において自己の課題研究のテーマを検討し、その明確化に努めること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

 1 実習期間
  ・4~5月(原則として、B類学生は1年次に、A類学生は最終年次に実施)
 2 主な実習内容
  A類学生:「教育実践基礎研究Ⅰ・Ⅱ」及び「教育実践研究Ⅰ・Ⅱ」における実習や共通基礎科目・高度化実践科目での学びの成果及び本実習を通して、自己の実践的研究課題を明確化して、それを究明、解決するための計画を立て、予備的実践・研究を行い、臨床的な実践・研究を進める。
  B類学生:実習校において、観察・参加・実習を行いつつ、臨床的な実践研究に取り組むと共に、異校種や特定の教育課題に取り組む先進校、民間教育機関等での観察・参加・実習等を基礎に、自己の課題を明確化して、予備的実践・研究を行う。
 3 実習方法
  ・課題を設定するための実習を実習校において実施する。
  ・学生の課題意識によっては、異校種や教育関係機関での実習も行う。
  ・課題の設定に当たっては、学生と実習校担当教員、課題研究担当教員との打ち合わせ、指導の機会を、定期も含めて適宜設定し、実施する。