Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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ものづくりから科学を考える 赤石 保
選択必修  2単位
【教育文化】 14-1-1333-3491-01

1. 授業の内容(Course Description)

 子供の発達に応じて手を動かし、道具を使い、諸感覚を駆使してものをつくる活動は重要である。具体的な体験を通して学んだことは、長期記憶になる。学生自身にもこの体験を大いに積んでほしい。そこで、具体的な作業で試行錯誤しながら、物事の仕組みを考え科学や理科教育に興味がもてるような授業を考えている。また、小学校でのものづくりの内容を理解し、ものづくりと科学について考える。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ものづくりの意義を、実際の作業を通して理解する。
 小学校における理科を中心としたものづくりの内容を理解する。
 ものづくりの原理と技術を習得する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 具体的な作業を多く含むので、授業への出席とその参加の様子、レポートや作品などを総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 文部科学省編『小学校学習指導要領解説・理科編』大日本図書

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 文部科学省編『小学校学習指導要領解説・理科編』の内容をよく読み理解しておくこと。
 各教科書会社から出版されている『小学校理科教科書』をよく読み、内容を理解しておくこと。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 子どもたちの体験不足が指摘されている。一方、ものづくりの作業は子供にとって楽しいものである。学生には、興味・関心をもって授業に臨み自らものづくりに積極的に参加して、ものづくりの楽しさや意義を理解してほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ものづくりの意義
【第2回】
 理科の目標とものづくり
【第3回】
 安全指導とものづくり
【第4回】
 「エネルギー」分野のものづくりⅠ
【第5回】
 「エネルギー」分野のものづくりⅡ
【第6回】
 「エネルギー」分野のものづくりⅢ
【第7回】
 ものづくりの成果と評価
【第8回】
 「粒子」分野のものづくりⅠ
【第9回】
 「粒子」分野のものづくりⅡ
【第10回】
 「粒子」分野のものづくりⅢ
【第11回】
 「粒子」分野のものづくりⅣ
【第12回】
 教材開発とものづくりⅠ
【第13回】
 教材開発とものづくりⅡ
【第14回】
 ものづくりの成果と評価
【第15回】
 まとめ ものづくりと科学について