Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
食生活と食育 勝田 映子
選択必修  2単位
【教育文化】 14-1-1333-3769-05

1. 授業の内容(Course Description)

 今日、不規則な食事や栄養の偏りなどにより、児童・生徒においても肥満や生活習慣病の増加が問題となっている。生涯を健康に過ごす上で、子どものときからよりよい食習慣を形成する食育の果たす役割は大きい。
 この授業では、食生活のあり方、課題を明らかにし、学校などで食育を推進していくための力を育成する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・現代日本の食生活の課題について、自分の言葉で説明することが出来る。
 ・望ましい食生活について理解し、自分の生活に生かすことができる。
 ・学校などで食育を実践することができる力をつける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業への参加状況、小レポート、模擬授業、毎時間のリアクションペーパー、試験などを総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 授業中に必要な資料を配付する。その他、適宜参考文献を紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 ・食に関する情報に日頃から関心をもち、新聞、書籍、雑誌などを読むこと。
 ・関心を持った食生活上の問題について調べ、レポートや模擬授業の指導案を作成すること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 ・日常的に食生活や食に関心をもち、進んで調べる姿勢をもつことが必要である。また、さまざまな角度から食について考えたり話し合ったりする積極性と、それを模擬授業に具体化する創意工夫力の発揮を期待したい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 わたしたちは何を食べてきたのか-食の歴史・文化・社会-
【第2回】
 食物と栄養・栄養素とその働き 食生活調査
【第3回】
 自分の食生活を見直す①
【第4回】
 自分の食生活を見直す②
【第5回】
 食生活の問題-学生によるレポート報告①
【第6回】
 食生活の問題-学生によるレポート報告②
【第7回】
 子どもの健康と食生活-肥満、食物アレルギーと学校での対応-
【第8回】
 食生活改善のための実習
【第9回】
 食生活に関する国の施策・指針・法律・指導要領など
【第10回】
 食育実践のための文献調査と食育授業づくり
【第11回】
 模擬授業「食と健康」①
【第12回】
 模擬授業「食と健康」②
【第13回】
 模擬授業「食と健康」③
【第14回】
 食と環境・食品ロス・世界と日本の食料
【第15回】
 学習のまとめ-教育現場で食育にどのように取り組むか-