1. |
授業の内容(Course Description) |
|
武道は、武士たちが戦場で命をかけ、敵と闘い勝ち残るために鍛錬し修得した戦いの技術であったが、時代、社会の変化とともに、稽古を通しての人間教育(道)がその目的となった。 この道の思想の成立により、教育・文化としての武道が確立された。各種武道の歴史、理念と若干の実技(居合道・礼法・作法)とDVDにより日本の伝統文化として発展した武道の特性を理解する。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
武道が日本の伝統文化(道の文化)であること、武芸・武術から仏教、神道、儒教の影響を得て武道へ、その歴史と理念より武道の概念を理解する。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
授業回数の3分の1以上の欠席者については単位修得ができない。 受講態度40%、試験、課題レポート60%
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
資料を配布する。現代語訳 武士道 山本博文訳・解説(ちくま新書)
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
配布資料による予習と復習
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
実技については、運動のできる服装を準備すること。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス(授業方針を中心に諸々の取決めについて) 【第2回】 武道の成り立ち 【第3回】 武士・おこりと教育 【第4回】 武士道・葉隠 【第5回】 居合道を知る(歴史・伝統・教育・思想) 【第6回】 居合道を体験する(道場) 【第7回】 居合道を体験する(礼法) 【第8回】 居合道を体験する(技) 【第9回】 武道と古武道 【第10回】 武道の修業・稽古 【第11回】 武道の理念・概念 【第12回】 空手道を知る(歴史・伝統・教育・思想) 【第13回】 空手道を考える 【第14回】 日本人と武道 【第15回】 まとめ 試験
|