1. |
授業の内容(Course Description) |
|
テーマは「教育社会学調査ゼミ」。 教育社会学の基礎的な考え方を身につけるとともに、方法論(社会調査法)を学習し、自ら研究ができる土台をつくる。 数量的方法、参与観察法、インタビュー調査、ドキュメント分析などの班に分かれ、それぞれテーマを設定して実際に調査研究を行う。 春学期には、1.方法論を理論的に学習し、2.各自テーマと研究法を設定する。そして3.実際に研究に取り組む。 調査研究の全過程を学ぶために、教育学演習Bとセットで受講すること。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
・社会調査のプロセスを知り、説明することができる。 ・問い・仮説の重要性の理解し、説明することができる。 ・自らの研究テーマを設定し、適切な研究法でアプローチすることができる。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
平常点:参加状況、グループワークへの参加 50% レポート:50%
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
<テキスト> 高根正昭 『創造の方法学』 講談社 1979 <参考文献> 盛山和夫『社会調査法入門』 有斐閣 2004
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
グループワークでは、仮説や質問項目など毎回レジュメを作成し、それをもとに議論をしていく。 課外学習が多い授業となる。 夏期休暇中に研究会合宿を行う可能性がある。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
最初から最後まで通して参加できる学生に限る。 担当者は時間までにレジュメをコピーし、時間になったらすぐに始められるようにすること。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス <理論学習> 【第2回】 方法論を知る 【第3回】 問いから仮説へ 【第4回】 仮説を検証するためのデータ収集:質問紙づくりの作法 【第5回】 データ分析に触れる 【第6回】 アウトプット=実証的論文の書き方 <グループワーク> 【第7回】 ブレインストーミング:調査テーマの設定 【第8回】 問いの設定 【第9回】 問い・仮説を練る 1 【第10回】 問い・仮説を練る 2 【第11回】 問い・仮説を練る 3 【第12回】 データ収集1 【第13回】 データ収集2 【第14回】 データ収集3 【第15回】 まとめ
|