Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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日本史 I 鈴木 敏弘
【Ⅲ】  2単位
【Ⅲ 歴史と文化を学ぶ】 14-1-1340-0753-01

1. 授業の内容(Course Description)

 本講義では、日本の歴史の中でも、とくに古代・中世を中心に講義します。
 歴史学とは、史資料を素材として、対象とする時代の社会を明らかにする学問です。
 高校までの授業では、何年にどのような事件が起きたのかという歴史的事実を学ぶ授業であったと思います。
 本講義で、まず歴史学の方法を講義し、歴史学とはどのように過去の世界を考えていく学問なのかを知ってもらいたいと思います。
 つぎに、具体的な事件を素材として、過去の世界を考えてみたいと思います。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 歴史学という学問の特徴を学ぶ取ること。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席・試験をもとに総合的に評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 毎回プリントを配布します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テーマに即した内容について、文献で確認する。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 この講義では、自分で学ぶことを目標としています。したがって、自分で調べる、確認するという積極的な姿勢を望みます。また、出席は重視します。
 講義の内容が変更になる可能性があります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 歴史とは何か
【第3回】
 歴史学と史資料
【第4回】
 史料批判
【第5回】
 史料批判の方法
【第6回】
 日本古代史の基本資料
【第7回】
 大化の改新
【第8回】
 壬申の乱
【第9回】
 律令国家の成立
【第10回】
 律令国家の崩壊
【第11回】
 古代から中世へ
【第12回】
 王朝国家体制
【第13回】
 中世社会の成立
【第14回】
 鎌倉幕府
【第15回】
 歴史学の課題・試験