Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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西洋史特殊講義5C- I 紀平 英作
選択必修  2単位
【史】 14-1-1340-2705-10

1. 授業の内容(Course Description)

 ヨーロッパの近代史を、16世紀における主権国家体制の成立からはじめ、西欧の海外進出、各国間の対立と競争、市民革命に至る政治変動、その後の国民国家への潮流を中心に19世紀末まで講義する。とくにヨーロッパ近代の展開と世界との関連を考える。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 近代ヨーロッパの成立過程、さらには国民国家の形成過程の把握を通して、近代ヨーロッパと世界史の幅広い理解を目指す。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 学期末に、授業内容に関する試験を行い、成績評価の基本とします。出席状況も重視します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 参考文献
  成瀨治『近代ヨーロッパへの道』(講談社学術文庫)2011年 他

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業中に適宜指示する。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 講義を聞くだけでなく、授業中に紹介される研究書や、自分でみつける、講義内容に関連する文献を読み、自発的に勉強を進めることを期待します

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】~【第5回】
 「始動する近代ヨーロッパの特徴」
【第6回】~【第8回】
 「ヨーロッパ膨張の軌跡ー17世紀から18世紀ヨーロッパの国際関係」
【第9回】・【第10回】
 大西洋革命の展開――アメリカ独立革命そしてフランス革命」
【第11回】~【第14回】
 19世紀ヨーロッパにみられたナショナリズムと国民国家形成
【第15回】
 まとめと試験を行う。