1. |
授業の内容(Course Description) |
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日本の古代・中世に関する代表的な研究論文を読み、その史学史的意味を理解するとともに、批判を試みる。 戸田芳実、河音能平、大山喬平氏らの研究論文の中から、受講者の専門領域に関する論文を選び講読する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①日本の古代・中世に関する研究の到達度を理解する。 ②各論文の史学史的位置を習得する。 ③各論文を批判的に検討し、自分の「立ち位置」を確定する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回の報告内容と批判の的確性を重視する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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戸田芳実『日本領主制成立史の研究』(岩波書店) 河音能平『日本封建制成立史論』(東京大学出版会) 大山喬平『日本中世農村史の研究』(岩波書店) のなかから、関心のある論文を選択する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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1970年代の研究状況に関する知識を身につけておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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専門的な研究論文を執筆する姿勢をもって受講してほしい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンスと講読する論文の選択および分担の決定 【第2回】 最近の古代・中世史研究に関する概観 【第3回】 受講生の分担論文の発表① 【第4回】 受講生の分担論文の発表② 【第5回】 受講生の分担論文の発表③ 【第6回】 受講生の分担論文の発表④ 【第7回】 受講生の分担論文の発表⑤ 【第8回】 これまでの発表についての教師による講評・指導 【第9回】 受講生の個別テーマに関する発表と講評① 【第10回】 受講生の個別テーマに関する発表と講評② 【第11回】 受講生の個別テーマに関する発表と講評③ 【第12回】 受講生の個別テーマに関する発表と講評④ 【第13回】 受講生の個別テーマに関する発表と講評⑤ 【第14回】 研究論文のプロットの発表と指導① 【第15回】 研究論文のプロットの発表と指導②
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