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授業の内容(Course Description) |
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本講義は、「メディア・リテラシー」の視点からメディア倫理に関する社会学的理解を深めることを目的とする。具体的には、マス・メディアとインターネット・メディアをめぐる倫理的な問題を具体的事例を通して考察する。同時に、そうした問題の背景にあるメディア・コミュニケーションに対する理論的・構造的理解を深める。それらの考察を踏まえて、メディア・リテラシーとは何かを理解することを目指す。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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メディア倫理に関する社会学的理解を深める。 倫理的問題の背景にあるメディア構造に関する社会学的理解を深める。 メディア・リテラシーの方法に関する理解を深める。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験70%、出席点+小テスト(ないしリアクションペーパー)30%。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:特定のテキストは使用しない 参考文献: ・アート・シルバーブラットほか(2001)『メディア・リテラシーの方法』リベルタ出版 ・井上泰浩(2004)『メディア・リテラシー』日本評論社 ・下村健一(2010)『マスコミは何を伝えないか』岩波書店
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業中に学んだことを復習すること。 授業中に触れた参考文献等を読んで復習すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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私語等によって授業を妨害する者には退出を求めることがある。 板書のみではなく、重要なポイントはノートにとること 復習を毎回おこなうこと
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 メディア・リテラシーとは何か 【第3回】 倫理的問題(1):やらせ・捏造問題 【第4回】 倫理的問題(2):情報操作 【第5回】 倫理的問題(3):誹謗中傷 【第6回】 倫理的問題(3):著作権侵害 【第7回】 偏向要因の分析(1) 【第8回】 偏向要因の分析(2) 【第9回】 偏向要因の分析(3) 【第10回】 メディア・リテラシーの方法(1) 【第11回】 メディア・リテラシーの方法(2) 【第12回】 メディア・リテラシーの方法(3) 【第13回】 メディア・リテラシーの方法(4) 【第14回】 まとめ 【第15回】 まとめと期末試験
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