| １． |
授業の内容（Course Description） |
|
私たちは日頃、公共という言葉をどのように理解して、使っているでしょうか？例えば社会一般的、もしくは国家や政府に関連した領域で、多くの市民にとって開かれていたり、利用が可能になっていたり、利益になるような事柄を思い浮かべるでしょうか？しかし、実際には、それらは誰にとっての、どこまでの範囲の公共なのでしょうか？そして、今日の現代社会において、公共はどのような意味を持ち、どのようなことが問われているのでしょうか？本授業では、公共性というフィルターを現代社会に通してみると、どのような景色が見えてくるのか、様々な視点から検討します。
|
| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
|
社会の利益と自身の利益の相関を考えながら、市民社会の一員として、どのように現代社会に参加していけるのか、自分自身の考えをまとめて意見交換できることを目指します。
|
| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
|
リアクションペーパー・授業中の発表（50％）、試験（50％）で、総合的に評価します。
|
| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
|
授業で適宜紹介します。
|
| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
|
日頃の日常生活から巷のニュース、世界のニュースに対して、様々な捉え方をするよう心掛けてください。
|
| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
|
毎回、授業の内容をもとに全員で議論と発表をする場を設ける予定ですので、積極的に参加してください。
※履修希望者は「公共社会学Ⅰ」を履修していることが望ましい。
|
| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
|
【第１回】
イントロダクション
【第２回】
環境から考える公共性(1)
【第３回】
環境から考える公共性(2)
【第４回】
高齢者から考える公共性(1)
【第５回】
高齢者から考える公共性(2)
【第６回】
若者から考える公共性(1)
【第７回】
若者から考える公共性(2)
【第８回】
社会的排除から考える公共性
【第９回】
仕事から考える公共性(1)
【第10回】
仕事から考える公共性(2)
【第11回】
多様性から考える公共性(1)
【第12回】
多様性から考える公共性(2)
【第13回】
多様性から考える公共性(3)
【第14回】
多様性から考える公共性(4)
【第15回】
まとめ
|
