Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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心理学演習B 草山 太一
必修  2単位
【心理】 14-1-1360-1785-02

1. 授業の内容(Course Description)

 心理的事象は日常身近に生じている事柄であり、それらは当然のこととして半ば習慣化し、特に気にもとめられないままでいることが多いと思います。また、常識として分かっていることも多く、勝手な推測をしがちです。この演習では、そのような当たり前と考えられる心理的事象を題材に、いくつかの文献を参照することで、フローチャートなどで認知プロセスや仕組みを図解表現する作業を行う。また作成した図を用いて発表と議論を行う。
 具体的に扱う内容については、受講者の希望を出来る限り尊重して決めたいが、演習Bでは、前期の演習Aとは異なるテーマを扱うことを予定している。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 複数の文献を参照し、文献に書かれていることを図解表現することができる。これらの文献講読や作図を通じて、心理学に関する知識を深めることができる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席、発表及び発表内容をもとに総合的に評価する。出席を重視し、1/3以上の欠席者に対しては単位を認めない。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:使用しない。
 参考文献:ジョン・ピネル『バイオサイコロジー』西村書店
      フロイド・E・ブルーム他『新 脳の探検上・下』講談社
      長谷川眞理子『生き物をめぐる4つの「なぜ」』集英社新書
      渡辺茂『ヒト型脳とハト型脳』文藝春秋

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テーマに関連する文献を検索し、書かれている内容について確認しておく。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 色鉛筆と無地のノートが必要になります。また、グループ単位で作業することもあります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 図解表現技法の確認
【第2回】~【第14回】
 文献講読、発表と討論
【第15回】
 まとめ