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授業の内容(Course Description) |
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これまで、英語を「ベンキョウ」ととらえるあまり、「間違ってはいけない」と思いつめてしまって、ろくに読み書きも話もできなかった、という経験はありませんか。しかし、英語はテストのための「学科」である以前に、生きたコミュニケーション・ツールです。ツールであるということは、使えてなんぼ。使える英語を上達させるためには、練習あるのみです。そういう意味では、英語はスポーツや音楽に近いといえるでしょう。理論をいくら身につけようと、実際に身体を動かすトレーニングをぜんぜんしなければ、スポーツも音楽も、できるようにはなりませんね。英語も同じです。 逆に、とにかく身体を動かし、トレーニングすることで、英語の力はきちんと鍛えられてゆきます。またその生きたベースがあれば、文法などの理論もぐっと理解しやすく、身につきやすく、うまく使いこなせるようになるのです。 というわけで、本演習では、とにかく大量の英語読書を、とにかく楽しみながら行う、という一見荒削りな方法=多読を使って、本当に使える英語のベースを養成していきます。半期、一年と続けることで、いつのまにかすらすらと母国語のように英語を理解できる喜びを知ってください。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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英語への恐怖心が取れ、自信をもって楽しく英語を読めるようになること。 さらには、もっと上の実力をつけたい、つけられるんだという原動力となれば幸いです。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席、受講態度、読了総語数によって総合的に評価。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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図書館所蔵の多読用テキストを使用。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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自分でもどんどん読み、音声素材をどんどん聴く。 自分の興味が広がるままに、英語を楽しんで学習する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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とにかく楽しむこと。これまでの思い込みを捨てて、まずは本の楽しさに身をゆだねてください。いつのまにか、以前には考えられなかったような本が読めるようになるはず。そのときには、英語のベースがしっかりとできています。そうなったらしめたもの、いくらでも広げられます。文法も、リスニングも、ライティングも、きっと全然違う地平で習得していけるはずです。やればやっただけ必ず応えてくれる方法なので、楽しんで没頭してみてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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以下はあくまで目安。 【第1回】 説明 【第2回】~【第15回】 多読実習
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