1. |
授業の内容(Course Description) |
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春期「小学校・英語活動概論」の内容を受けて、子供を引き付ける「英語活動」について引き続き学びます。従って、「小学校・英語活動概論」の授業を履修済みであることが必要です。 秋期の授業では、子供にとって楽しくかつ効果的なインプット・アウトプットを考え、実際に小学校で活用されている歌、チャンツ、ゲーム、などの活動を通して実践の場を想定した指導練習を重ねます。さらに、英語の絵本を使った指導方法も学びます。最終的には、指導案を自ら作成し、デモ授業を行います。 デモ授業では、学生同士互いの授業を参考にしながら、指導のポイント、英語を生かした楽しい活動の在り方等をともに考えていきます。集中した実践指導のため、履修可能人数は20人程度です。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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指導目標を立て、指導案を作成し、自信を持って「英語活動」を指導する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への参加(授業中の活動状況など)・小テスト及びデモ授業へ向けての取組みとそのプレゼンテーションなどをもとに、総合的に評価します。初回授業で詳しく説明します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業時にレジメ、資料などを配布。参考文献は適宜紹介します。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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英語を学ぶ授業ではありませんが、英語力は必須です。日頃から意識して英単語、表現を増やすよう心がけてください。特に、日常生活で目にするもの、状況などを英語にしてみるなど、英語の知識を自主的に付けてください。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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子供を引き付ける「英語活動」とは何かを学ぶ場です。受け身にならず、積極的に参加してください。春期同様にグループワークを多く取り入れますので、互いの意見の中から、あるいは一人の指導者としての立場から小学校における「英語活動」の授業について知識を深めてください。身体も心もフル活用です。英語力を見る授業ではありませんが、子供の気持ちがわかる良い指導者であり、かつ英語もできる指導者であることを目指してください。 春期「小学校・英語活動概論」を履修していることが絶対条件です。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 小学校英語活動の現状 Classroom English(英語による指示表現) 【第3回】 「多重知能理論」について学ぶ 「多重知能理論」を使った活動 【第4回】 「多重知能理論」を使った活動と指導練習 【第5回】 指導案を作ろう その1 言語材料を選ぶ・指導案を立てる 【第6回】 指導案を作ろう その2 言語材料を選ぶ・指導案を立てる 【第7回】 デモ授業① 【第8回】 デモ授業② 【第9回】 英語絵本を中心にした授業について 【第10回】 英語絵本を中心にした指導案作成 【第11回】 英語絵本を中心にした指導案作成 【第12回】 デモ授業③ 【第13回】 デモ授業④ 【第14回】 児童の何を評価するのか? 評価方法について 【第15回】 まとめ
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