Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

小学校・英語活動指導法 竹内 朋子
選択  2単位
【初等教育】 14-1-1501-1652-04

1. 授業の内容(Course Description)

 春期「小学校・英語活動概論」の内容を受けて、子供を引き付ける「英語活動」について引き続き学びます。従って、「小学校・英語活動概論」の授業を履修済みであることが必要です。
 秋期の授業では、子供にとって楽しくかつ効果的なインプット・アウトプットを考え、実際に小学校で活用されている歌、チャンツ、ゲーム、などの活動を通して実践の場を想定した指導練習を重ねます。さらに、英語の絵本を使った指導方法も学びます。最終的には、指導案を自ら作成し、デモ授業を行います。
 デモ授業では、学生同士互いの授業を参考にしながら、指導のポイント、英語を生かした楽しい活動の在り方等をともに考えていきます。集中した実践指導のため、履修可能人数は20人程度です。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 指導目標を立て、指導案を作成し、自信を持って「英語活動」を指導する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業への参加(授業中の活動状況など)・小テスト及びデモ授業へ向けての取組みとそのプレゼンテーションなどをもとに、総合的に評価します。初回授業で詳しく説明します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 授業時にレジメ、資料などを配布。参考文献は適宜紹介します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 英語を学ぶ授業ではありませんが、英語力は必須です。日頃から意識して英単語、表現を増やすよう心がけてください。特に、日常生活で目にするもの、状況などを英語にしてみるなど、英語の知識を自主的に付けてください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 子供を引き付ける「英語活動」とは何かを学ぶ場です。受け身にならず、積極的に参加してください。春期同様にグループワークを多く取り入れますので、互いの意見の中から、あるいは一人の指導者としての立場から小学校における「英語活動」の授業について知識を深めてください。身体も心もフル活用です。英語力を見る授業ではありませんが、子供の気持ちがわかる良い指導者であり、かつ英語もできる指導者であることを目指してください。
 春期「小学校・英語活動概論」を履修していることが絶対条件です。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 小学校英語活動の現状
 Classroom English(英語による指示表現)
【第3回】
 「多重知能理論」について学ぶ
 「多重知能理論」を使った活動
【第4回】
 「多重知能理論」を使った活動と指導練習
【第5回】
 指導案を作ろう その1
 言語材料を選ぶ・指導案を立てる
【第6回】
 指導案を作ろう その2
 言語材料を選ぶ・指導案を立てる
【第7回】
 デモ授業①
【第8回】
 デモ授業②
【第9回】
 英語絵本を中心にした授業について
【第10回】
 英語絵本を中心にした指導案作成
【第11回】
 英語絵本を中心にした指導案作成
【第12回】
 デモ授業③
【第13回】
 デモ授業④
【第14回】
 児童の何を評価するのか? 評価方法について
【第15回】
 まとめ