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授業の内容(Course Description) |
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生活の医学 (I) 一般教育目標 B型やC型肝炎、日和見感染や真菌症などの疾患が解明されて、治療方法が研究されてきたが、今日でも我々の周囲には恐ろしい病原体が数多く存在していることがわかっている。HIV感染の有効な治療法は未だ不明で、治療薬がないのが現状であり、国際化時代の今日、輸入感染症や新型インフルエンザの蔓延の恐れもある。更に、老齢者における糖尿病や動脈硬化症、認知症や悪性腫瘍に対する治療は国の財政にも大きく影響するため糖尿病や痛風、肥満に強い関心がよせられ、予防のためのダイエット方法などの本も多数出版され、健康食品等も宣伝されるが、効果のないものも多い。このような時代に病気の現状を正しく把握し、日常できる対策について理解することはこれから社会に出て健康について語る時大学生として当然持つべき知識である。この講義ではそうした諸問題についてわかりやすく解説し、学生諸子が理解することを目標とする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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人体の構造や様々な疾患の概要を説明し、治療方法の現状などを解説することにより、学生が社会人となった際に知識の一端として役立つことを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席 30%、学習態度10%、期末テスト60% 期末試験は最終講義日に、筆記試験を行い、成績を評価する。 医療技術学部は6割以上の出席が必要である。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特になし。プリントを用意し配布する。配布資料に参考書や参考文献を載せるので 興味のある講義内容に関しては自分で積極的に購入し知識をより深めるようにすること。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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復讐を行ってほしい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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全体の把握が必要であるため、必ず出席すること。 毎回その日の講義終了時に次回の講義の主題と要点を話すので新聞やネットなども参考として予習をするように心がける。専門用語などあらかじめ覚えることが望ましい。 講義をうけたら必ずその日に復習をすることが重要である。学習した医学知識は、自己の健康維持や増進にも活用すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 人体の構成、細胞、組織、器官について 【第2回】 ホメオスターシスとはなにか。 【第3回】 心臓の構造、心臓の機能(伝導系)、心臓奇形、心筋梗塞、動脈硬化について概要を知る。 【第4回】 呼吸器;上部気道と疾患、喘息とその治療について 【第5回】 呼吸器;下部気道と疾患、肺炎の原因とその治療法について 【第6回】 生活習慣病としての呼吸器疾患(閉塞性肺疾患)と治療法 【第7回】 消化器 (上部消化管)の疾患 胃炎、胃癌、ピロリ菌の関与 【第8回】 消化器 (下部消化管)の疾患 潰瘍性大腸炎、アメーバ赤痢等 【第9回】 消化管の悪性腫瘍(食道癌、胃癌、大腸癌、大腸ポリープ) 【第10回】 肝臓、膵臓の構造と整理機能について 【第11回】 肝臓の疾患(肝炎、肝硬変、肝臓癌) 【第12回】 膵臓の疾患 (膵臓炎、膵臓癌) 【第13回】 内分泌器管とホルモン、その作用 【第14回】 代謝疾患: 糖尿病と合併症等 【第15回】 まとめと試験
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