1. |
授業の内容(Course Description) |
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スポーツ指導者とくにアスレティックトレーナーとして活動する場合には,身体の構造と機能について十分に理解をしておくことが求められる. 本授業では,スポーツ解剖学概論およびスポーツ解剖学Ⅰで学習した内容をより専門的に学習する.トレーニングやスポーツ傷害の具体例を取り上げながら,機能解剖学の知識がスポーツ現場でのアスレティックトレーナーとしての活動に活かせるようにしていく.
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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機能解剖学を踏まえたスポーツ傷害の評価ができるようにする. 機能解剖学を踏まえたトレーニングの処方ができるようにする.
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席および授業態度,授業内レポート,期末試験の結果を総合的に鑑みて評価をする.
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『最新カラーリングブック 筋骨格系の解剖学』(産調出版)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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取り扱う部位の骨・筋の名称は確実に覚えておいてほしい. 筋の起始・停止および機能を学習してほしい. 複数回宿題を出題するので,積極的に取り組んでほしい.
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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ただの暗記科目としておらえず,実践に活用しうる重要な情報だと思って学習してほしい. また,実際に活用できるように,解剖学をベースとした思考法を身につけてほしい.
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 主要な筋の起始・停止,機能,神経支配 【第3回】 足関節の構造と機能 足関節捻挫と機能解剖 【第4回】 足のアーチの構造と機能 足底腱膜炎,外反母趾と機能解剖 【第5回】 膝関節の構造と機能 前十字靱帯損傷と機能解剖 鵞足炎と機能解剖 【第6回】 大腿部の構造と機能 ハムストリング肉離れと機能解剖 【第7回】 股関節の構造と機能 大腿臼蓋不全と機能解剖 いわゆる股関節のつまりと機能解剖 【第8回】 体幹の構造と機能(腰部) 【第9回】 体幹の構造と機能(胸部) 【第10回】 肩の構造と機能 インピンジメント症候群と機能解剖 【第11回】 肘の構造と機能 【第12回】 上肢の神経支配 【第13回】 下肢の神経支配 【第14回】 足部・手部の構造 【第15回】 まとめとテスト
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