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授業の内容(Course Description) |
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学校体育における器械運動の中級程度の技を体系的に習得するとともに、安全に実施するための基礎的知識と技能を習得する。実施種目はマット運動、鉄棒運動、とび箱運動とする。 春学期に習得した技能をベースに各種目の応用技術へとチャレンジしてゆく。春学期以上に高い意識を持って積極的に各種目に挑戦してもらいたい。 今期は教育実習並びに教員採用試験に向けた実践的な技能と知識の習得に主眼を置くので、各種目の試験も過去の教員採用試験の出題種目を中心に実施し、同じ水準で評価すると同時に、指導者として必要な知識と技能、特にコーチングと幇助技術の習得にも力を入れ、評価のポイントとする。 なお原則として秋学期のみの受講は認めない。必ず春学期のスポーツ方法実習Ⅰ(体操)を受講し単位を修得しておくこと。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①各運動の中級技術を習得する。 ②各運動を安全に実施するための理論と方法および幇助の仕方を習得する。。 ③仲間と協力して取り組む姿勢を習得する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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①技能の習得状況:詳細は初回ガイダンスで提示する。40% ②出席状況:総授業時間数の80%以上の出席が必要。40% ③授業態度:相互指導、相互協力 20%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業内で指示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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①日常的に身体の柔軟性を高めるよう努力すること。特に肩、股関節の柔軟が大切。 ②日常的に腕立て伏せ、腹筋、背筋等の筋トレを行うこと。 ③日常的に倒立の練習を行うこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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①技が出来なくても決してあきらめないこと。 ②毎回授業にきちんと出席すること。 ③仲間に対する幇助や指導を率先して行うこと。 ④主体的に練習に取り組むこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション:授業内容と授業形態の説明 器械運動の特性について 【第2回】 マット運動Ⅰ:ハンドスプリング基礎 【第3回】 マット運動Ⅱ:ハンドスプリング応用 【第4回】 マット運動Ⅲ:ハンドスプリングーロンダート連続 【第5回】 マット運動Ⅳ:演技習得 【第6回】 マット運動Ⅴ:演技習得 【第7回】 跳び箱運動Ⅰ:腕立て前方転回跳び(基礎) 【第8回】 跳び箱運動Ⅱ:腕立て前方転回跳び(6段) 【第9回】 跳び箱運動Ⅲ:腕立て前方転回跳び(8段) 【第10回】 鉄棒運動Ⅰ:け上がり 【第11回】 鉄棒運動Ⅱ:け上がり 【第12回】 鉄棒運動Ⅲ:後方浮き支持回転 【第13回】 まとめと授業内試験:マット運動 【第14回】 まとめと授業内試験:跳び箱運動 【第15回】 まとめと授業内試験:鉄棒運動
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