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授業の内容(Course Description) |
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器械運動の基礎的な指導の方法について学習し、正しく安全に指導を実施するための理論と方法を習得するとともに、模擬授業を行って基礎的な指導経験を積み、教育実習等実地場面で授業が実施できる能力を身につける。 具体的には各種技能を実施できる「示範力」、各種技能を論理的に理解し説明できる「論理力」、出来ない生徒に身体的手助けをする「幇助力」、指導場面における言葉がけや各種アプローチをする「コーチング力」、危険を未然に察知し生徒の事故や怪我を防止する「危機管理力」、以上五つの能力をバランス良く兼ね備えることの出来るよう、授業を行ってゆく。 本授業に参加する学生諸君は将来教師となるべく明確な目的意識と高い積極性並びにチャレンジ精神をもって取り組んでもらいたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①器械運動指導の基礎的な技術の構造理論を学習する。 ②基礎的技師術を習得するための練習方法の理論と方法を習得する。 ③安全に実施するための幇助の技能を習得する。 ④模擬授業を通して基礎的な指導経験を積み、器械運動指導の基礎的能力を習得する。 ⑤各種技能をやってみせられる示範力を養う。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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①出席点50% ②技能点25%:各種技術の幇助技能、環境設定技能 ③指導点25%:模擬授業実施状況を評価する
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業内で指示する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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①学習指導要領を研究すること。 ②基礎的な技術を習得しておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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①将来教師等指導者になる目的が明確な学生の受講を望む。 ②積極的且つ真剣に取り組むこと。 ③毎回積極的に幇助およびコーチングを実施すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 マット運動指導法Ⅰ 【第3回】 マット運動指導法Ⅱ 【第4回】 マット運動指導法Ⅲ 【第5回】 マット運動指導法Ⅳ 【第6回】 跳び箱運動指導法Ⅰ 【第7回】 跳び箱運動指導法Ⅱ 【第8回】 鉄棒運動指導法Ⅰ 【第9回】 鉄棒運動指導法Ⅱ 【第10回】 模擬授業Ⅰ 【第11回】 模擬授業Ⅱ 【第12回】 模擬授業Ⅲ 【第13回】 模擬授業Ⅳ 【第14回】 模擬授業Ⅴ 【第15回】 まとめ
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