1. |
授業の内容(Course Description) |
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体育の教材づくりに関する講義と典型教材に基づく体育授業の実技体験を通し、体育の教材づくりに必要な視点及びその方法を習得する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①現行の学習指導要領に基づく体育授業のつくり方について領域ごとに具体案を用いながら説明できる。 ②現行の学習指導要領に基づく学習効果の見込める体育授業の単元計画・学習指導案の立案ができる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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レポート・単元計画・学習指導案(60%)、受講態度&ミニレポート(40%)で評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書『体育の教材を創る』岩田靖著、大修館書店、¥2,100 参考書『新版体育科教育学入門』高橋健夫ほか編、大修館書店、¥2,520 参考書『小学校学習指導要領解説体育編平成20年8月』文部科学省、東洋館出版社、¥123 参考書『中学校学習指導要領解説保健体育編平成20年9月』文部科学省、東山書房、¥386 参考書『高等学校学習指導要領解説保健体育編平成21年12月』文部科学省、東山書房、¥478
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業中で用いた資料やレポート、ノート等を丁寧にまとめ直し、ひとつのファイルに綴じ教職用のポートフォリオを作成してください。また、単元計画及び学習指導案の作成と修正は授業外の時間も使い、丁寧に作成してください。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・教員志望者としてふさわしい態度と身なりで受講すること。 ・受け身にならず、主体的に学ぶ姿勢で臨むこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション:授業の進め方、評価方法、受講上の留意点 【第2回】 学校教育における体育(講義):体育の目標と内容、体育の学習者、体育授業のつくり方 【第3回】 子どもと体育(講義):プレイ論、子どもの運動欲求、子どもの体力 【第4回】 体育授業のつくり方(講義):教材・教具、単元教材・下位教材 【第5回】 体つくり運動(実技・講義):体力を高める運動、体ほぐしの運動 【第6回】 器械運動・マット運動(実技・講義):アナロゴンを意識したマット運動 【第7回】 器械運動・跳び箱運動(実技・講義):スモールステップを意識したマット運動 【第8回】 陸上競技・ハードル走(実技・講義):インターバル及びハードリングの指導法 【第9回】 陸上競技・走り幅跳び(実技・講義):助走の指導の順序性を踏まえた走り幅跳び 【第10回】 球技・ゴール型①(実技・講義):ボールを持たないときの動きの学習を意図したゴール型教材 【第11回】 球技・ゴール型②(実技・講義):アウトナンバーゲームを用いたゴール型教材 【第12回】 球技・ネット型①(実技・講義):三段攻撃の学習を意図したプレルボール 【第13回】 球技・ネット型②(実技・講義):三段攻撃の学習を意図したキャッチバレーボール 【第14回】 球技・ベースボール型(実技・講義):守備時のボールを持たないときの動きの学習をねらいとしたエリアベースボール 【第15回】 体育の教材つくり(講義・演習):体育の教材づくり、単元計画・学習指導案の作成
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