Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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テーピング論 村木 亮子
選択  2単位
【スポーツ医療】 14-1-3081-3498-02

1. 授業の内容(Course Description)

 テーピングとは、ケガの応急処置、再発防止、予防などの目的のために、接着テープ、伸縮性接着テープなどを用いて主に関節を補強するものである。ここでは、足部、足関節、アキレス腱、シンスプリント、膝関節、肘関節靭帯損傷、手関節捻挫、指関節に対するテーピングについて、講義を交えながら実際に実習を行う。ただし、1年生後期の段階では解剖学、スポーツ医学などの専門的知識が少ないため、実習を通してより専門的な学問への導入となるように、授業を進めたいと考えている。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 テーピングの目的や効果について、正しい理解をしてほしい。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席状況と授業態度で40%、定期試験60%とする

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 『(公社)日本体育協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニング』

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 事前に解剖学的な知識をもって授業に臨み、授業後は、必ず復習をするように心がけてほしい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 学生としての基本的な受講態度(私語・飲食を慎む。携帯電話の電源を切る等)を身に付け、積極的な態度で授業に取り組んでほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション / 講義:テーピングとは
【第2回】
 講義:足関節の解剖 / 実習:足関節のアンダーラップ
 ※ハーフパンツ:膝下を露出できること
【第3回】
 講義:足関節捻挫  / 実習:足関節内返し捻挫に対するテーピング
 ※ハーフパンツ:膝下を露出できること
【第4回】
 実習:足関節内返し捻挫に対するテーピング②
 ※ハーフパンツ:膝下を露出できること
【第5回】
 実習:足関節内返し捻挫に対するテーピング③
 ※ハーフパンツ:膝下を露出できること
【第6回】
 実習:足関節内返し捻挫に対するテーピング(応急処置)、(応用編)
 ※ハーフパンツ・はさみ:膝下を露出できること
【第7回】
 実習:足関節の底屈制限・背屈制限のテーピング
 ※ハーフパンツ・はさみ:膝下を露出できること
【第8回】
 講義:足部のアーチについて / 実習:足部アーチに対するテーピング、踵部のテーピング
 ※ハーフパンツ・はさみ:膝下を露出できること
【第9回】
 実習:足趾のテーピング、手指のテーピング
 ※ハーフパンツ:膝下を露出できること
【第10回】
 講義:下腿の筋の解剖 / 実習:アキレス腱のテーピング、肉離れのテーピング(応急処置)
 ※ハーフパンツ・はさみ:膝下を露出できること
【第11回】
 講義:膝関節の解剖 / 実習:膝関節内側側副靱帯損傷のテーピング
 ※ハーフパンツ・はさみ:大腿部を露出できること
【第12回】
 実習:膝関節前十字靱帯損傷のテーピング
 ※ハーフパンツ・はさみ:大腿部を露出できること
【第13回】
 講義:肘関節の解剖 / 実習:肘関節内側側副靱帯損傷のテーピング
 ※Tシャツ・はさみ:上腕部を露出できること
【第14回】
 講義:肩関節の解剖 / 実習:肩関節脱臼に対するテーピング
 ※Tシャツ/水着・はさみ:肩部を露出できること
【第15回】
 まとめと実技試験
 ※ハーフパンツ:膝下を露出できること。