1. |
授業の内容(Course Description) |
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「化学入門Ⅰ」と同じテキストを用いて、化学の基礎と考え方から、わが国の代表的な公害問題の原因と対策を化学の立場から明らかにする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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化学の立場から、公害問題と地球環境問題の本質がわかり、対策案を人に説明できる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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レポート点(40点)期末テスト(60点)。欠席と遅刻は減点する。特別加点あり。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:三浦洋四郎著『生命と環境の化学』(八千代出版)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストを予習
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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化学の考え方から過去の悲劇を理解し、なぜ起こったか?を考えて、二度と起こさない方策をつかむ。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 「沈黙の春」「メス化現象」科学の進歩と環境問題、放射線による被害 【第2回】 足尾銅山鉱毒事件、イタイイタイ病、水俣病 【第3回】 新潟水俣病、四日市喘息、川崎喘息 【第4回】 フロンによるオゾン層の破壊 【第5回】 オゾン層の保護、代替えフロン 【第6回】 酸性雨・霧の被害とその対策 【第7回】 温室効果ガスとは?それと地球温暖化とその被害 【第8回】 ポリ塩化ビフェニル(PCB)による環境汚染、カネミ油症事件 【第9回】 ダイオキシンによる環境汚染、ごみ焼却とダイオキシン 【第10回】 アスベストによる環境汚染とその代替 【第11回】 環境ホルモンによる環境汚染 【第12回】 トリハロメタンによる水道水の汚染 【第13回】 化学物質の排除と生体防御機構、免疫と解毒作用 【第14回】 P-450とは何か?その役割は? 【第15回】 全員討論「環境汚染を化学的にいかに防ぐか?」
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