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授業の内容(Course Description) |
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この科目は1年次に設定されているライフデザイン演習の延長線上に位置づけられている。そのため、ライフデザイン演習で取り上げた課題を適宜取り上げながらも、新たに経済学などの社会科学を専門的に学ぶための導入としての性格を持たせる。具体的には、科目担当者が指定した複数の主として新書版の文献を用いながら、読解力、要約力、論理的思考力、批判力、プレゼンテーション能力など、大学生に必須の基礎的な力を養う。 履修者は指定された文献の指定された範囲を事前によく読んで授業に参加する。授業ではあらかじめ指名された報告者が要旨を報告、論点に対する所見を述べる。その後、報告者の報告内容を参考にしながら、履修者全員が各自論点に対する意見・感想・質問等を開示しつつ、討論を行う。討論を通して文献が取り上げた主題についての理解を深め、併せて説得力のある主張を行う能力を養い、同時に批判に応える能力を養う。授業の最後には各自、意見・感想・質問等をリアクションペーパーにまとめて提出する。 討論の展開によっては、発展的な論題を選んで、履修者が独自に文献・資料に当たり、情報を収集して見解をまとめ、改めて討論を行うことがある。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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履修者は、授業を通して、読解力、要約力、論理的思考力、批判力、プレゼンテーション能力等に加えて、文献・資料の探し方、研究テーマの見つけ方、仮説の構築の仕方、レジュメの書き方、レポートの作成の仕方、口頭発表の仕方等、大学生としての勉学の基礎的な能力を身に付け、3年次以降の自主的な勉学に対する準備を完了させる。 Iでは特に、読解力、要約力、論理的思考力、批判力、プレゼンテーション能力等の養成を目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席重視はいうまでもなく、報告、発言、リアクションペーパーの提出等も含めて平常点による。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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履修者は指定された文献の指定された範囲を事前によく読み、報告予定者であれば、要旨をまとめるとともに、主要な論点に対し自分の意見を明確に述べることができるよう準備する。報告予定がない場合でも、論点に対して意見・感想・質問等を述べ、討論ができるよう準備する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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担当者が各自作成する。
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