1. |
授業の内容(Course Description) |
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現在、日本では伝統文化・精神に対する再評価の動きが強まっている。本講義では、日本の伝統文化と、その伝承に携わる現代の取り組みを紹介する。とりわけ注目したいのは、現代社会における伝統文化の位置と役割である。 なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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本講義は、伝統文化を構成するものについての知識を取得するとともに、現代における伝統的な文化の意味とアクチュアリティについて検討することを目的としている。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席20%、授業中の参加20%(授業ごとの感想の記入を含む)、レポート60% *詳細は初回の講義で説明する
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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講義のなかで随時紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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積極的に、講義で紹介する関連資料を手に取り、展覧会等を観ることが望ましい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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継続的・積極的な受講を期待する。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 講義の概要 文化とは何か 【第2回】 沖縄の伝統①(琉球王国時代) 【第3回】 沖縄の伝統②(近代の沖縄) 【第4回】 沖縄の伝統③(現代の沖縄) 【第5回】 アイヌの伝統①(伝統工芸) 【第6回】 アイヌの伝統②(ものがたりの伝承) 【第7回】 アイヌの伝統③(現代の表現) 【第8回】 能①(世阿弥の能) 【第9回】 能②(近代の能の継承) 【第10回】 狂言①(笑いの芸能) 【第11回】 狂言②(狂言の新たな取り組み) 【第12回】 文楽①(近松門左衛門の「曽根崎心中」) 【第13回】 文楽②(近代に再評価された近松門左衛門) 【第14回】 文楽③(現代に再生される近松門左衛門、映画・翻訳上演) 【第15回】 総まとめ
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