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授業の内容(Course Description) |
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世界経済のグローバル化が進んでいる。2014年のアジア経済は、躍進が続いた中国経済とインド経済が調整局面を迎えている中、それに続くASEAN諸国はAECの実現に向けてダイナミズムを維持し、引き続き世界の途上国の中で高成長地域として注目されている。 講義では、世界経済の中のアジア経済の位置づけと実質的かつ制度的統合が進むアジア経済の実態を、理解することを目的とする。 春期には、①世界経済におけるアジア経済の位置づけ、②アジア諸国間の有機的経済関係を中心に講義した。 秋期は、アジアの各国経済の現状と特徴について学ぶ。講義にあたっては、統計データを重視したアプローチを使用し、具体的なイメージがわくように工夫したい。 また、毎回の講義の最初にアジア経済の最新ニュースを取り上げ、簡単に解説します。 なお受講生の皆さんが持つ基礎知識と研究テーマに関する興味を踏まえて、最適な学習ができるよう講義内容は変更されることがあります。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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①新聞や経済雑誌に記載されるアジア諸国経済に関する記事の持つ意味が理解できるようになること。 ②日本からの視点のみではなく、アジア各国からの視点でアジア経済の事象を少しでも理解できること。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業内の報告やレポート等による総合評価。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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2000年までの各国経済の発展史を示す参考文献としては、原洋之介編『新版 アジア経済論』(NTT出版)がある。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指示したWebを見て、アジアの各国経済について準備学習をしてください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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講義への積極的参加、すなわち質問・コメントを歓迎します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 後期の講義概要説明 【第2回】 台湾経済 【第3回】 韓国経済 【第4回】 中国経済 【第5回】 タイ経済 【第6回】 ベトナム経済 【第7回】 カンボジア経済 【第8回】 中間報告と討論 【第9回】 マレーシア経済 【第10回】 シンガポール経済 【第11回】 フィリピン経済 【第12回】 インドネシア経済 【第13回】 インド経済 【第14回】 最終報告と討論(1) 【第15回】 最終報告と討論(2)
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