Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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産業実務演習 II 今井 一雄
選択  2単位
【自己啓発】 14-1-1110-3476-28A

1. 授業の内容(Course Description)

 3年間の「演習」を中心とするカリキュラム全体と連携させながら、学生に自分のキャリアプランを発展させていく自覚と自信を持たせるために、職業生活に必要な基礎的な教養とスキルを修得させることを目的とする。企業を取り巻く経営環境の変化の中で、今日の企業が求める人材にとって重要な資質は、自ら考えて課題を発見し、解決策を見出し、第三者を説得するコミュニケーション能力である。
 この授業では、社会人としての基本マナー、基礎学力、社会に対する関心、専門知識の理解という4つの課題を軸として、具体的なテーマ設定をする。
 4つの課題の比重の置き方と具体的テーマ設定には、当然、担当教員の経歴や関心の違いが反映される。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 (1) 社会人としての基本マナーの向上(自己規律、自主性、協調性、リーダーシップ等)
 (2) 基礎学力の向上(読む・書く・聞く・話す力、ディベート力、計算能力、語学力等)
 (3) 社会に対する関心の向上(新聞雑誌を読み、日本と世界の政治経済動向、企業・ビジネスの動向に関心を持つ)
 (4) 専門知識の理解の向上(新聞・メディア教材等を使い、実務経験を活かして専門知識の具体的な応用例を学ぶ)

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点による。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:大島朋剛 監修 『英語対訳で読む経済入門』実業之日本社
 参考文献は随時紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 特にグループ単位での発表が多くなるが、事前の読書・調査が重要なことは勿論、グループ構成員の意見集約を如何に行うか工夫が必要。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 本演習は実験的なところがあるが、産業実務演習Ⅰにおいて、社会人としての基本マナーおよび企業内で遭遇するであろう具体的な問題の対処の仕方等について学んだが、それをべースにして、今回は、調査、分析、プレゼンテーション等のより技術的な側面の能力向上を目指して行くので、グループ発表・討議への積極的な参加を期待する。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】~【第3回】
 経済新聞の読み方と関心記事にかかる発表
【第4回】~【第6回】
 日本の産業・企業の動向調査(銀行・自動車・空運)
【第7回】・【第8回】
 ディベートの訓練(エネルギー問題等2課題)
【第9回】~【第14回】
 ビジネス英語入門
【第15回】
 まとめ