Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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演習 I 茅野 英一
必修  2単位
【経営】 14-1-1110-3743-11A

1. 授業の内容(Course Description)

 私たちの生活に最も身近な公共サービスを提供しているのが、地方公共団体であり、この地方公共団体の財政活動が地方財政である。
 この演習では、我が国の地方財政をテーマにして、文献輪読、資料収集、報告資料の作成、演習での発表、討論などを通して、現代の地方財政が抱える様々な課題について学んでいく。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 提示する課題について、単独あるいは共同で調査、学習、発表することによって、地方財政について理解を深めるとともに、我が国地方財政についての分析能力を高めること、レポートの作成・発表などのプレゼンテーション能力を涵養することを目標とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席状況、討論への参加、レポートの作成と発表に基づいて総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 初回に参加者の関心などを聞いたうえでテキストを決定することとしたい。
 参考文献については随時紹介していきたい。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 提示された課題についての報告者は、課題に関する文献の内容紹介、論点の明示、論点について調査した内容の紹介等々についてプレゼンテーションができるように十分に準備して演習に臨むこと。その他の学生は、テキストの該当箇所を読んでおき、発表者に対して質問、討論ができるよう準備しておくこと。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 秋学期の演習Ⅱとの連続履修することが参加の前提である。また、毎回の出席は、参加学生の最低限の義務であると考える。
 なお、私が担当する地方財政論Ⅰ、Ⅱも併せて履修することを要望するとともに、積極的に討論に参加する学生を歓迎する。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 地方財政にたいする課題を提示し、次回以降の課題と担当者を決定する。
【第3回】~【第8回】
 報告担当者を決めての文献の輪読を行う。
【第9回】~【第14回】
 提示された地方財政の諸課題についての担当学生からの報告と質疑、討論を行う。
【第15回】
 まとめ