Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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日本経済入門 I 湯川 志保
選択必修  2単位
【観光経営】 14-1-1110-3811-23A

1. 授業の内容(Course Description)

 経済学を初めて学ぶ学生を対象に、これまでの日本経済の歩みと近年の日本経済の様々な問題を取り扱います。授業では、関連する新聞記事や統計データも紹介する予定です。
 この授業を通じて、日本経済の軌跡や現在の日本経済が抱える問題についての理解を深めてください。さらに、日本経済に関する問題について経済学的視点から考えられる力を養ってください。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 (1)経済用語や経済指標の定義について説明ができる。
 (2)授業内で扱った日本経済の問題について説明できる。
 (3)授業内で扱った日本経済の問題について経済学的視点から批評できる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 (1)期末に行う試験70%と小レポートや課題の提出30%で総合的に評価します。
 (2)出席状況は、合格基準に満たない場合の救済処置として考慮します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 毎回の授業で、講義資料を配布する予定です。
【参考文献】
 小峰隆夫・村田啓子(著)『最新[第4版]日本経済入門』日本評論社
 三橋規宏・内田茂男・池田吉紀(著)『ゼミナール日本経済入門<第25版>』日本経済新聞出版社
 *その他に必要な文献や資料があれば、授業で適宜紹介します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 (1)講義資料を読み直し、重要な点についてはノートなどにまとめ直すことをおすすめします。
 (2)授業で出てきた経済用語や経済指標の定義についてもテーマごとに整理しておくと良いでしょう。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 関連する統計データを紹介したり、身近な例を出すなどわかりやすい説明を心がけますので、授業に積極的に参加してください。授業内容についてわからないことがあれば遠慮なく質問してください。
 他の受講者に迷惑のかかる行為は減点の対象になります。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 授業ガイダンス
【第2回】
 日本経済の現状と経済の基本(1)
【第3回】
 日本経済の現状と経済の基本(2)
【第4回】
 戦後日本の経済成長
【第5回】
 ストックから見た日本経済(1)
【第6回】
 ストックから見た日本経済(2)
【第7回】
 働き方の変化と日本型雇用慣行の行方(1)
【第8回】
 働き方の変化と日本型雇用慣行の行方(2)
【第9回】
 若者の雇用(1)
【第10回】
 若者の雇用(2)
【第11回】
 ワーク・ライフ・バランスとダイバーシティ(1)
【第12回】
 ワーク・ライフ・バランスとダイバーシティ(2)
【第13回】
 産業構造の変化と日本型企業経営の行方(1)
【第14回】
 産業構造の変化と日本型企業経営の行方(2)
【第15回】
 授業の総括
 *受講者の状況や初回授業でのアンケートをみて、授業内容を変更する場合もあります。