Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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保育内容の指導法(人間関係 I ) 岡田 たつみ
選択  2単位
【こども教育】 14-1-1333-1837-18A

1. 授業の内容(Course Description)

 人は人とのかかわり合いを通して人格を形成し、また、様々な能力や技術を獲得していく。乳幼児期とは、身近な人たちとの相互作用により、人間としての基礎を作る重要な時期なのである。
 本講義では、「人とかかわり合う力」の発達について学び、「人とかかわり合う力」を豊かにする保育、保育者の役割について理解を深める。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 乳幼児期の人間関係力の発達について、発達に応じた保育、発達を促す保育について理解を深める。そして、領域「人間関係」に関する遊びや活動についての保育記録と指導案作成を目標とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業の取り組みの様子と、平常点、提出物、学期末テストを総合して評価する。
 おおむね、授業の取り組みの様子、平常点40%、提出物30%、テスト30%を総合して評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 参考資料 『幼稚園教育要領』『保育所保育指針』
  他の資料については、授業内で随時配布・紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業内で指定された参考文献、プリントなどを読み、授業に臨むこと。
 MELICや公共の図書館を利用し、授業に関連した書籍や情報を進んで調べること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 授業内容により、体を動かすことがあるため動きやすい服装で授業に臨むこと。
 意欲的に授業や課題に取り組むこと。
 注)受講者数により授業進行や内容に若干の変更がある可能性があります。
   人数制限がある授業の為、初回に調整を行います。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
 「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」における「人間関係」のねらい
【第2回】
 3歳未満児の人間関係の発達と保育
【第3回】
 3歳児の人間関係の発達と保育
【第4回】
 4歳児の人間関係の発達と保育
【第5回】
 5歳児の人間関係の発達と保育
【第6回】
 異年齢保育の意味
【第7回】
 遊びと人間関係
【第8回】
 生活と人間関係
【第9回】
 園内の人間関係
【第10回】
 保護者や地域の人たちとの人間関係
【第11回】
 人間関係に関する保育記録
【第12回】
 人間関係に関する指導案
【第13回】
 人間関係にかかわる生活・遊びの指導案作成
【第14回】
 保育記録と指導案の関係
【第15回】
 まとめ・振り返り