Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

音楽実技 若宮 由美
選択  1単位
【教育】 14-1-1333-2738-06A

1. 授業の内容(Course Description)

 小学校音楽授業において子どもの音楽的な活動を促すために、教員はピアノおよび弾き歌いの技能を習得しておく必要がある。音楽の基礎的な理論を学び、音楽の3要素であるリズム・旋律・和声に対する理解を深めながら、自身の音楽性を育てていくことが重要である。
 本講座では、ピアノの基礎的な技能を習得するとともに、小学校音楽教材を通して、ピアノ伴奏および弾き歌いの技能について学ぶ。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 小学校音楽の指導に必要とされるピアノの基礎的な技能の習得に向けて、読譜、運指、表現、伴奏法について理解しながら、基礎的な音楽性を育む。ピアノによる簡単な伴奏、コードネームを用いた演奏、弾き歌いに慣れる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点、授業内課題、実技試験をもとに総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 教科書として、藤沢孚『教員・保育士養成のためのペアで楽しむピアノ教本』(音楽之友社)、ならびに初等科音楽教育研究会(編)『最新 初等科音楽教育法 小学校教員養成課程用』(音楽之友社)を使用する。
 また、個々の課題に応じて、楽譜を配布またはテキストを指定する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 各自の課題曲について、予習・復習(練習)してくること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 授業中のレッスンを受けるためには、事前の練習が必須であるため、予習・復習を心掛けること。また、友人同士で互いに発表し合ったり、疑問点を相談し合ったりしながら解決してみると良い。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス、楽譜の読み方、指番号などピアノの基礎
【第2回】
 ピアノ課題①、弾き歌いの基礎
【第3回】
 弾き歌い課題①
【第4回】
 ピアノ課題②
【第5回】
 弾き歌い課題②
【第6回】
 ピアノ課題③
【第7回】
 弾き歌い課題③
【第8回】
 ピアノ課題④
【第9回】
 弾き歌い課題④
【第10回】
 小テスト
【第11回】
 ピアノ課題⑤
【第12回】
 弾き歌い課題⑤
【第13回】
 コードを用いた歌の伴奏、試験曲について
【第14回】
 実技発表に向けた練習
【第15回】
 実技発表、まとめ