Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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音楽概論 桐原 礼
選択  2単位
【教育】 14-1-1333-3339-06A

1. 授業の内容(Course Description)

 音楽学習における、歌唱・器楽・音楽づくりなどの表現活動、鑑賞活動の際に必要とされる、楽譜(特に五線譜)を読み書きする能力をはじめとした、基礎的な音楽理論について学ぶ。演習を適宜入れながら講義をすすめる。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 リズム、速度、音の重なりや和声の響き、音階や調、拍の流れやフレーズなど音楽を特徴づけている要素、音符、休符、記号や音楽にかかわる用語などについて理解する。また、スムーズに楽譜の読み書きができるようにする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点(出席および授業への参加状況等)(30%)、まとめのテスト(70%)、をもとに総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 初等科音楽教育研究会(編)『最新 初等科音楽教育法 小学校教員養成課程用』(音楽之友社)2011年。
 その他、必要に応じてその都度レジュメの資料を配布する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 音楽初心者にとって音楽理論は難解な部分も多いため、授業内容をよく復習しておくこと。また、読譜および楽器演奏の活動を行うため、課題曲について復習しておくこと。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 教科書、五線ノート、楽譜など配布資料を入れるA4ファイルを準備し、毎時間持参すること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オーケストラの楽器、楽譜の読み方や書き方の基本的事項
【第2回】
 記号の読み方や書き方(音符、休符、記号や音楽にかかわる用語)
【第3回】
 変化記号と調号の機能
【第4回】
 音符の種類
【第5回】
 さまざまな拍子とそのしくみ
【第6回】
 世界のさまざまな音階、長音階の構造
【第7回】
 さまざまな長音階
【第8回】
 音程、コードのしくみ
【第9回】
 コード進行、主要三和音
【第10回】
 長調の調判定
【第11回】
 五度圏
【第12回】
 音楽史
【第13回】
 日本の音楽、世界の音楽
【第14回】
 音楽理論に関するまとめ1
【第15回】 
 音楽理論に関するまとめ2